賃貸マンション・アパートの実態を探る! 設備・仕様に関する意識調査を実施

快適な住空間を創造する大成ユーレックは、1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の賃貸住宅入居者を対象に「入居前と入居後の設備・仕様に関する意識調査」を実施した。

現在の住まいを選ぶ際に重視した点を調査したところ、8割以上の人が「広さ」と「間取り」であると回答。全体的には「生活する上で、必要最低限あればよい」という傾向が伺える結果となった。また、入居後の満足度についての調査では、「遮音性」と「収納量」に不満を持つ人が多いことが分かった。入居前に重視するポイントでは、「遮音性」は5割程度、「収納量」は6割の人が重視していたが、入居後の住まいはそれが満たされていないようだ。

入居前の確認ポイントについての調査では、大成ユーレックのPC造(プレキャスト鉄筋コンクリート造)賃貸マンションの入居者の方が、一般賃貸住宅(RC造、S造、木造)の入居者よりも建物の設備・仕様を重視した人が多いことが分かった。

さらに入居後の満足度についても、PC造賃貸マンションでは「とても満足している」または「まあ満足している」という回答が8割を超えた。PC造は「遮音性、インテリア、セキュリティ、建物外観、バルコニーや専用庭の広さ、断熱性・気密性、浴室設備」の各項目で「とても満足している」と回答した人が、一般賃貸住宅(RC造、S造、木造)と比較して3倍以上多いという結果もある。

また、「現在の住まいに今後も住み続けたいと思いますか?」という質問に対して、PC造の約9割の入居者が「住み続けたい」と回答し、6割の回答を得た一般賃貸住宅を大きく引き離す結果となった。

入居前と入居後では、「居住性や快適性、安全性」に対する考えが変化する人が多いことが、今回の調査では明らかになった。それらのポイントを事前に知っている入居者は、PC造を選び、高い満足を得ている。長く住み続けたい賃貸住宅だからこそ、決め手となるポイントをしっかり押さえて間違いのない選択をしたいものである。

■調査対象者内訳
□大成ユーレックPC造賃貸マンションの入居者:254人
□一般の賃貸マンション・アパートの入居者:927人(RC造、S造、木造 各309人)
※どちらも築10年以内
※PC造:プレキャスト鉄筋コンクリート造、RC造:鉄筋コンクリート造、S造:鉄骨造

(最終更新日:2019.10.05)