名前・性別 | Sさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代前半 |
職業・業種 | 広告・営業 |
雇用形態・年収 | 正社員・正社員 |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
勤務地・通勤時間 | 東京都千代田区・1時間30分 |
社会人歴・転職回数 | 9年・2回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 1年 |
物件所在地 | 東京都多摩市 |
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アクセス | 京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅 22分 |
物件種別・間取り | 中古戸建て・4LDK |
購入価格 頭金 |
2,900万円+リフォーム600万円程度 1,000万円 |
住宅ローン | 変動金利(半年型) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月7万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 東京都足立区 |
購入前の家賃・間取り | 6.5万円 1LDK |
都内の賃貸マンションで暮らしていたSさん。更新を目前に次の住まいを考える中で、ある街との出会いがあり、マイホーム購入に向けて動き出したそうです。その経緯をじっくりと伺いました。
<前編>
きっかけは、偶然目にしたTV番組
元々、足立区の賃貸マンションで4年ほど暮らしていました。住まいに不満はありませんでしたが、2度目の更新期日が迫る中、漠然と「東京都内の西側で暮らしてみたいな」と考えていたんです。そんな時に、たまたまTVを付けたら、街を紹介する某番組で聖蹟桜ヶ丘特集を放送していました。閑静な住宅街でありながら、駅前にデパートが2つあり、京王電鉄の本社もあるため開発されている印象。家族で地に足をつけて暮らすのに最適な場所だと感じ、興味を持ちました。
惚れ込んだ街への移住を決意
番組を観た後、家族で早速現地へ足を運びました。適度に賑わいのある街で、イメージ通り! 買うか・借りるかはゆっくりと考えることにして、「この街に住みたい」と思いました。
ただ、いきなり知らない街でマイホームを買うのは少し怖かったこと、更新が迫っているタイミングで次の住まいをすぐに探す必要があったことから、まずは聖蹟桜ヶ丘の賃貸アパートに引っ越しました。実際に暮らしてみて、通勤時間は少し長くなりましたが苦になるほどではなかったですし、暮らしやすい街だと感じ、移住へ気持ちが固まりました。
邸宅街で暮らす幸せ
年齢的に、マイホーム購入を先延ばしにしたくないという想いもあり、早速物件探しを開始。いくつかの不動産会社に声を掛けました。同時に、「聖蹟桜ヶ丘」という街について改めて調べ直したのですが、京王電鉄が「桜ヶ丘分譲地」として初めて開発した場所で、スタジオジブリの映画「耳をすませば」の舞台でもあり、邸宅街としてブランド価値が高いという情報をあちこちで発見。調べれば調べるほど、この街に魅力を感じ「ここに住みたい!」と思いました。
築30年でも状態の良い中古戸建てを発見!
私は不動産に携わる仕事をしていますので、物件価格の相場は把握していました。3,000万円前後の予算で現実味があるのは中古戸建てだなと思ったので、始めから照準を絞って探しました。
5軒ほど内見した中で購入を決めたのは、1番広く、設備のスペックが高い物件。築30年と古い建物ですが、新耐震基準よりは後でしたし、壁紙ではなく漆喰が塗られていたり、太陽光発電が設置されていたり、作り付けの掃除機・セントラルクリーナーが設置されていたりとこだわりの感じられる建物で、妻も気に入ってくれました。
好機を逃さず、すぐに購入を決断
見学した翌々日には購入を決意しました。他にもこの物件を気に入っている人がいるという話を聞いていましたし、不動産会社に煽られてもいました。私も同業者ですから、「早くしないと売れてしまう」と急かされるのは常套句だと分かっていましたが、相場より安価な物件であることは一目瞭然でしたので、「いつ買い付けされるか分からない」という危機感がありました。
「申し込みをすぐに入れるので、少し安くして欲しい」と交渉し、100万円程度の値引きをしてもらうことができました。