やっとの思いで建てた念願のマイホーム。住宅購入にあたり多くの方が住宅ローンを抱えているかと思いますが、中にはちょっと予算をオーバーして毎月の返済額がきつめになってしまった人もいるかもしれません。やはり、住宅ローンを抱えた人たちは日々の“節約生活”を余儀なくされているのでしょうか。住宅購入経験者の男女100人を対象にアンケートをとってみました。
【質問】
住宅購入後にご自身もしくは夫婦で“節約”を心がけていることはありますか?
【回答数】
はい:86%
いいえ:14%
やっぱり、節約している人多数! とくに“光熱費”に着目
アンケートの結果、なんと86%もの人々が節約をしていると回答しました。
・お風呂のお湯の量を少なくして水道代を節約している。これがけっこう効果的。(30代/女性/会社員)
・エアコンを極力つけないようにして電気代の節約をしています。(20代/女性/会社員)
・家が広くなった分、光熱費がかかるようになったので、こまめに電気を消すようにしています。(30代/女性/自営業(個人事業主))
・電気代を節約するようにしている。電気をつけたままにはしないことや、蛇口をしっかりしめるなど。(30代/男性/会社員)
・仕事でお昼はこれまでは外食ばかりしておりましたが、弁当を作ってもらいようにしました。(30代/男性/会社員)
・健康面も考えて、お酒・タバコにかかる費用を抑えるようにしています。年間の酒・タバコにかかる費用を計算すると住宅ローン返済の5ヶ月分だったので、もったいないと思うようになり、夫は禁煙に向けて努力をし、ビールも発泡酒にして飲む量を減らしています。(40代/女性/会社員)
節約候補として一番多いのが、毎月かかる「光熱費」のようです。お風呂の湯量を少なめにして水道料金を節約したり、エアコンを控えめにして電気代を節約するなどの意見が多くあがりました。たしかに毎月発生する光熱費を節約すればトータルコストを抑えられますね。真っ先に光熱費に着目するのも納得です。毎日かかる出費として、ランチ代、お酒やタバコなどをあげる人もいて、これを機会にやめたという意見もありました。節約と健康維持の両立ができて、家族も喜ぶのではないでしょうか。住宅ローンを払い続けるためには、健康を維持することも大切なことですよね。
とくに意識はしていないが、無駄遣いはしない!
アンケートの結果、とくに節約をしていないと答えた人は全体の14%ほどいらっしゃいました。
・住宅ローンの支払額が毎月決まっているのでとくに大きな節約はしていないかな。贅沢も時には大事かと。(30代/男性/会社員)
・節約と言っても、住宅購入をする前から節約生活だったので購入後でもとくに変わりはない気がします。(20代/女性/会社員)
・特別なことはせず、普通にやれることを普通にやれば十分な節約になっています。(40代/男性/会社員役員)
・まだ子供もおらず、節約を必要とするほど支払いが厳しいわけでは無いので特に意識はしていません。もともと浪費してるわけでも無いので。(40代/男性/会社員)
中には、もともと節約生活だったのでとくに意識していないという意見もありました。住宅ローンを組む前から頭金などを貯めるために、節約生活をしていたのかもしれませんね。また、アンケートには節約していないと回答していながらも、無駄遣いはしないと回答した人が多くいることも分かりました。もともと、マイホームを買うタイプの人は、節約家が多いと言えるのかもしれません。中には、毎月の返済金額が決まっているのでとくに節約する必要はないという意見もあり、きちんと無理のない返済額設定を行った効果があらわれている様子もうかがえます。
節約は、まず始められるところから。無理ない返済価格で節約を意識しない人も
アンケートの結果を受けると、約9割近い人が光熱費など生活上毎月かかる費用の節約を心がけていることが分かりました。
月々の家計簿で赤字が発生しないように心がけている証しなのかもしれません。中には、酒やタバコをやめた人もいて、健康的にも皆さんにおすすめしたい節約法ですね。
節約しない人の中には、毎月の返済額が無理なく設定されているようで、ローンを組む際にはしっかりと金銭的なライフシミュレーションを行っておくことが重要なようです。
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20歳~49歳の男女(住宅購入経験者)
■調査期間:2015年12月22日~2016年01月05日
■有効回答数:100サンプル