名前・性別 | Nさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代前半 |
職業・業種 | 公務員・事務 |
雇用形態・年収 | 正社員・400~600万円 |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
勤務地・通勤時間 | 茨城県つくば市・25分 |
社会人歴・転職回数 | 8年・0回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 8年 |
物件所在地 | 茨城県つくば市 |
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アクセス | つくばエクスプレス 万博記念公園駅 12分 |
物件種別・間取り | 建売戸建て・3LDK |
購入価格 頭金 |
3,030万円 0円 |
住宅ローン | 変動金利(半年型) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月6万5,000円(ボーナス払い年2回11万円ずつ) 35年 |
引越し前の所在地 | 茨城県つくば市 |
購入前の家賃・間取り | 2万円弱 3LDK |
老朽化が進む公務員宿舎で暮らしていたNさんは、東日本大震災を機に、住まいと暮らしについて深く考えるようになったと言います。建売住宅の購入に至った経緯とその後を伺いました。
<前編>
子育てにより良い住環境を求めて
築30年以上の公務員宿舎で暮らしていました。家賃が安く広さもゆとりがありましたが、老朽化が激しく水廻りのあちこちにカビが発生していましたし、窓に結露が出やすいことも悩みでした。4歳と6歳の娘たちが喘息持ちのため、大通り沿いの立地で空気があまりよくないことも気になりましたね。
また、東日本大震災の際、私たちが暮らす9階はかなり大きく揺れたんです。壁にヒビが入るなどの被害もあり、建物が限界なのではないかと思いました。加えて、消費税の増税も控えていたので、「買うならその前に」という想いも強かったです。
戸建て一択で家探しを開始!
マンションという選択肢は始めからありませんでした。妻が戸建てで生まれ育ったからでしょうか。「買うなら戸建て」というのが暗黙の了解だった気がします。
初めて見学をしたのは、たまたま内覧会のチラシが入った建売住宅でした。1区画に10軒ほど建っていて、1軒1軒を見学させてもらったのですが、駅から遠い立地でしたし、間取りもピンとこなくて、検討には至りませんでした。
2回目の見学で購入物件を決定!
2回目に見学した建売住宅は、「最寄り駅から徒歩圏内」「学校が通いやすい場所にある」「空気が良さそうな住宅街」「スーパーなどの各種生活施設が徒歩圏内」といった立地条件を全て満たしていました。1区画に5軒ほどの物件があったのですが、そのうちの1軒が全室南向きで、とても日当たりが良さそうだったんです。1階には一続きのLDKがあって、妻が子どもの様子を見守りながら料理をする姿が想像できました。
値下げが難しくても、設備や家具のサービスは交渉の余地あり
予算的にもちょうど良い価格に感じたので購入を決定。営業担当の方は割と強気で、「すぐに購入を決めないと売れてしまいますよ」と言われてしまい、値下げ交渉ができる雰囲気ではありませんでした(苦笑)。
その代わりに、通常はオプションとなる全居室のカーテンレールや、リビングのエアコン、作り付けの食器棚などをサービスしてもらいました。自分で揃えるとなれば相応の額が掛かるでしょうが、助かりました。
住宅ローンは低金利が魅力の変動金利を選択
住宅ローンの契約は、提携先の地方銀行でお願いしました。金利0.775%とかなり低かったことから、変動金利35年を選択。ボーナス払いの有無で月額にして2万円ほどの違いがあり、悩みましたが、安さに惹かれてボーナス払いありを選択しました。
子どもたちが成長し、妻は最近パートに出始めましたし、給料も少しずつですが上がっています。公務員宿舎時代よりも月々の支払いは増えましたが、さほど苦にはなっていません。