中央区銀座で開発が進められている「銀座5丁目開発計画」の建設の上棟式が12月14日に行われた。開発しているのはサッポロ不動産開発と共同事業者であるつゞれ屋。施設の名称は『GINZA PLACE』(銀座プレイス)に決定した。
2015年3月に新築工事を着工し、2016年夏の開業を目指す『GINZA PLACE』は、銀座四丁目交差点に面する複合商業施設。外観デザインアーキテクトのクライン ダイサム アーキテクツによる「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにした、伝統工芸の美しさを表現した存在感のある外観デザインで、銀座の新たなランドマークとなることを目指している。
『GINZA PLACE』の名前は、世界的な商業都市(Market Place)である銀座の中心に立地することを端的に表現している。国内外の多くの人に親しんでもらえるよう、シンプルであることを意識して決定された。また、本施設から世界へ多様な発信を行い、体験と交流の拠点としての役割も担っていきたいとの想いも込められている。
具体的なテナントについては、今後発表される予定だが、地下1・2階はビヤホールやレストラン、1・2階はショールーム、3階はイベントカフェ、4~6階はショールーム・ショップ・サービス、7階はレストラン・カフェ、8~10階はショップ・サービス、11階はレストランの構成になる予定。銀座の街のさらなる活性化に貢献できる新たな施設となることが期待されている。
■銀座5丁目再開発計画 『GINZA PLACE(銀座プレイス)』の概要
□事業主:サッポロ不動産開発株式会社・株式会社つゞれ屋
□計画地・敷地面積:東京都中央区銀座五丁目1番1ほか(地番)・約645㎡
□構造・規模:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造・地上12階、地下2階
□延べ面積:約7,382㎡
□建物高さ:約56m
□主要用途:展示場、物販店舗、飲食店舗等
□設計:大成建設株式会社一級建設士事務所
□外観デザインアーキテクト:クライン ダイサム アーキテクツ
□施工:大成建設株式会社
□CM・監理:株式会社久米設計
□開業時期:2016年夏(予定)
※本内容は、現時点での計画概要に基づくものです。今後、行政諸官庁の指導等により、詳細等については変更になる場合があります。
ニュース参照元:PR TIMES
(最終更新日:2019.10.05)