名前・性別 | Tさん 男性 |
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年代(購入時) | 40代前半 |
職業・業種 | Webディレクター・広告 |
雇用形態・年収 | 契約社員・600~800万 |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
勤務地・通勤時間 | 東京都千代田区・30分 |
社会人歴・転職回数 | 18年・6回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 2年半 |
物件所在地 | 東京都千代田区 |
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アクセス | |
物件種別・間取り | 中古戸建て・4LDK |
購入価格 頭金 |
4,000万円台 1,000万円台 |
住宅ローン | 当初固定金利型(固定金利期間10年)+全期間固定金利型 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月13万5千円(団信特約付き・ボーナス払いなし) 30 |
引越し前の所在地 | 東京都世田谷区 |
購入前の家賃・間取り | 17万5千円 |
3人のお子さんのために前居と同じ世田谷区の学区内で中古戸建てを購入したTさん。入居までの限られた期間の中で、リフォームの検討が始まりました。短い期間の中でいろいろ決めることも多く苦労もあったようですが、楽しめながら進められたようです。詳しく伺いました。
<後編>
リフォーム内容を想定する
購入の契約をした時点で、退去までのリミットは1ヶ月。休む間もなくリフォームに取り掛かる必要がありました。購入した物件は、リビングが1階にあって奥に和室がある作りや、2階に3部屋あり、子供たちのスペースが確保できそうなところが私たちのイメージ通り。中2階に浴室と洗面所があるユニークな配置も気に入りました。角地で日当たりが良いこともプラスのポイントでしたね。間取り変更の必要は感じていなかったのですが、水廻りが老朽化していたので設備の交換や、古びた内装の手直しは必要だなと思いました。
工務店にリフォーム工事を依頼
予算は600万円程度を現金で用意。物件購入の際に仲介してくれた会社が紹介してくれた工務店と、貸家を取り壊した後の建築を請け負う開発業者にも相談をしました。比較検討した結果、公務店の営業担当者の人柄や豊富なリフォーム実績に惹かれて、依頼を決めました。リフォームに主軸を置いて営業している会社さんの方が知識や経験が豊富で、安心してお任せできると感じました。
妻の主導で採用する設備機器を決定
キッチンやユニットバス、洗面台・トイレなどの設備はいくつかのショールームまで足を運び、実物を見た上で決めました。妻がリフォーム関連の仕事をしていた経験があるため、図面やカタログを見るポイントをよく把握していました。私は妻にいろいろと教わりながら意見を出しました。時間に追われてはいましたが、完成した家を想像しながら仕様を決める作業は楽しかったですね。
細部まで自分たち好みに一新
妻の意見を採用し、L字型のキッチンはシンプルなI型に変更。キッチンの裏側にあたる靴箱のスペースも縮小することで、冷蔵庫やゴミ箱などを置いてもゆとりあるスペースが生まれました。リビングは壁紙と天井を張り替え。テレビを壁に掛けられるよう、壁の補強もしてもらいました。和室は畳を表替えし、襖も張り替え。ユニットバスは浴室の壁を壊して大きなサイズに入れ替えています。照明は埋め込み式の蛍光灯に交換するなど、妻が細かな要望を書いたメモを元に、家中に手を入れました。庭も、リフォーム会社の方に庭師さんを紹介してもらい、自分たち好みに手入れしてもらっています。
家族が思い思いの時間を過ごせる家が完成
和室とリビングの間は緩やかに仕切れる作りですが、普段は開けたままで、ワンルームのような一体感がある空間として活用。家族が思い思いの場所で、落ち着いて過ごしています。リビングとキッチンも一続きなので、妻が家事をしているときも、気配が感じられてホッとします。小屋裏を丸々収納に充てることができるので、散らかさずにすっきりと暮らせるようになったこともポイントです。車通りの少ない立地でとても静かですし、2階からは近くの大きな樹木を借景でき、鳥やセミなどの虫の声が聞こえるのでとても気持ちがいいです。また、前居で子どもたちは3人1部屋でしたが、マイホームを機に長女は自分の部屋をもつようになりました。2人の男の子の部屋も9畳あり、将来は分割して使うこともできます。
いずれは、外壁や屋根もリフォームをしたいと思っています。少しずつ手を加えながら、自分たちらしく、大切に住み続けていきたいですね。
(最終更新日:2019.10.05)