「傷や汚れが目立ってきた水回りを一新したい」「キッチンを使いやすく機能的にしたい」「経年劣化が気になる屋根や外壁を修繕したい」など、リフォームをする理由はさまざま。中古物件を購入して自分好みにリノベーションを考えている人もいるでしょう。住まいの状況やライフスタイルにより、どこをリフォームするのかは変わりますが、多くの人がリフォームを考えているのはどんな場所なのでしょうか。
リフォームしたい場所の2トップは「キッチン」と「浴室」
日本トレンドリサーチとRE:daysが「リフォーム・リノベをしてみたい場所に関するアンケート」を実施。自宅のリフォームやリノベーションをしたいと思ったことがある人に対し、どこをリフォームしたいか質問をしたところ、1位が「キッチン」で2位が「浴室」という結果に。この2ヶ所を手掛けたい人が多数を占め、以下「リビング」「床・壁」「外観」と続きました。
「キッチン」と回答した人からは、毎日の料理を少しでもラクにするために設備や配置、動線にこだわりたいという声が目立ちました。コンロをガスからIHに替えたいという意見も多く、掃除のしやすさや直火を使わない安全性なども視野にリフォームを検討していることが分かります。
コンロの数を増やして、全体的に広めのキッチンにしたい。(20代・男性)
ガスコンロからIHにしたい。汚れの処理が面倒だから。(20代・女性)
キッチンの収納を増やしたい(30代・女性)
料理がしやすい、家族が見渡せるような設計に憧れる。(40代・女性)
システムキッチンなどより機能的で動線がしっかり確保されているキッチンにしたいです(40代・男性)
オープンキッチンでリビングまでつながっているので、次はキッチンを個室あるいはリビングと対面にしたいと思います。(60代・女性)
キッチン、洗面所、お風呂を今どきの新電化機器に変えて、でもシンプルだけどおしゃれな感じにしたい。今のマンションは結構年数がたっているので。(50代・女性)
「浴室」と回答した人からは「掃除をラクにしたい」という意見が多く、家族の高齢化に合わせたバリアフリー工事や浴室テレビなど機能面の充実を希望する意見も挙がりました。
タイルが掃除しづらいので違う素材にしたい(20代・性)
汚れに強く、手入れが簡単な素材を使用した設備に変えたい(40代・男性)
天井にカビが生えやすいので、生えにくい作りにしたい(40代・男性)
母の老後に備えて、バリアフリーできればと思ったから。(30代・男性)
最新の機能が付いたシステムバスを使いたい(40代・女性
浴室テレビの設置(50代・男性)
老朽化しているので、ユニットバスにリフォームしたい(50代・男性)
マイホームで暮らしている人は、その時々に応じたリフォームをすることで、大切な家の寿命を延ばし、住み心地を高めることができます。住んでいる家で気になるところがある人は、リフォームの計画を立ててみてはいかがでしょうか。