さまざまな商品やサービスの値上げラッシュが続く今日この頃。少しでも生活費を抑えるべく節約をしている人が多いのではないでしょうか。特にまだ収入がなかなか上がらないという方であれば、少ない収入でどうやりくりをすべきか、どれぐらいを貯金に回すのか頭を悩ませているかもしれません。一般的な社会人は月に、どれぐらいの金額を貯金に回しているのでしょうか。
毎月の貯金額は3万円未満が最多
株式会社LENDEXが、20代~50代の男性を対象に行った、「貯金額と投資」に関する調査によると、『3万円未満』と回答した人が43.3%と最多となりました。1位以下は『5万円~10万円未満(18.0%)』『3万円~5万円未満(17.8%)』『10万円~20万円未満(9.9%)』『30万円以上(6.9%)』『20万円~30万円未満(4.1%)』と続きます。
引用元:株式会社LENDEX「貯金額と投資」
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は約443万円です。つまり、月々の収入は約36万円となります。月々の貯金の目安は月収の10%が目安と言われているので、生活費の節約は簡単なことではありませんが、自炊の機会を増やす、省エネを心がける、スマートフォンを格安SIMに変更するなどして、月の貯金額を3万円超えるようにすると平均を上回ることができるでしょう。「貯金ができていないと」と感じている人は、これを機に家計を見直してみてはいかがでしょうか。