コロナ禍の暮らしを経て働き方が多様化した今、完全在宅勤務の人も、出社日と在宅勤務日があるハイブリットワークの人も、コロナ前の出社スタイルに戻った人もいるでしょう。出社が必要な場合、できれば通勤ラッシュに巻き込まれることなく移動したいところ。始発駅であれば、座って快適に通勤できます。抑えた家賃で都心に通える始発駅には、どのような駅があるのでしょうか。
新宿通勤に便利な家賃が最も安い始発駅は「高尾」
株式会社LIFULLが「家賃が安い始発駅ランキング」を実施。まず、新宿通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキングを見ると、1位は東京都八王子市の「高尾」で5万円、2位が同多摩市の「唐木田」で5万1,000円、3位が同昭島市の「拝島」で5万1,500円、4位が同日野市の「高幡不動」で5万5,500円と、ベスト5まで都内の駅が独占する結果となりました。
東京通勤に便利な家賃が最も安い始発駅は「蘇我」
東京通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキングを見ると、1位は千葉県千葉市の「蘇我」で6万500円。2位は神奈川県横浜市の「磯子」で6万2,000円、3位は千葉県習志野市の「津田沼」と東京都小金井市の「武蔵小金井」で6万4,000円、5位が埼玉県さいたま市の「南浦和」と、一都三県がベスト5に揃いました。
渋谷通勤に便利な家賃が最も安い始発駅は「小手指」
渋谷通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキングを見ると、1位は埼玉県所沢市の「小手指」で5万3,000円、2位が神奈川県大和市の「中央林間」で6万1,800円、3位が埼玉県和光市の「和光市」で6万7,250円、4位が神奈川県横浜市の「長津田」で6万9,000円、5位が神奈川県藤沢市の「湘南台」で7万円という結果に。6位が「菊名」、7位が「鷺沼」と、神奈川県の駅が多くランクインしています。
池袋通勤に便利な家賃が最も安い始発駅は「小手指」「飯能」
池袋通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキングを見ると、1位は渋谷のランキングでも1位だった埼玉県所沢市の「小手指」と、同飯能市の「飯能」がともに5万3,000円でした。以下、3位が同さいたま市の「指扇」で5万6,000円、4位が同川越市の「川越市」で5万8,000円、5位が同新座市の「志木」で5万9,000円と、ベスト5すべてが埼玉県内の駅となっています。
今回のランキングに挙がった駅は、主要駅へ乗り換えなしでアクセスでき、乗車時間1時間以内の駅ばかりです。毎日の通勤が負担だと感じている人や、通勤時間を有効に使いたいと考えている人は、始発駅が利用できるエリアでの暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。