ふるさと納税の利用で電気利用料金の支払いができる? 利用方法や対象の自治体は?

まだまだ暑い日が続き、エアコンの使用頻度が高い今、気になるのは電気代の負担です。原油価格の高騰や円安、ウクライナ情勢の影響もあり、電気代は値上げが続いています。また、2023年2月から、政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により一定額の値引きがありましたが、9月使用分で終了を予定しています。さらに電気代が上がる可能性がありますが、ふるさと納税で電気料金の負担を軽減できる自治体があることをご存じですか?

ふるさと納税の利用で電気料金の負担を軽減できる自治体は?

ふるさとチョイス」では、地域で発電する再生可能エネルギーによる電気を返礼品として掲載しています。対象となっている供給可能区域は2023年8月現在、群馬県中之条町、大分県臼杵市、岐阜県飛騨市、愛知県豊田市、鹿児島県薩摩川内市、三重県川越町です。通常のふるさと納税と同様に申し込みをし、寄付先の自治体が指定する電力会社と契約すると、毎月の電気代からふるさと納税分の電気料金が自動的に差し引かれる仕組みです。

また、「ふるなび」ではポイント制のふるさと納税「ふるなびカタログ」を通してカタログポイントを発行し、電力ポイントに交換することで電気料金の支払いに利用することができます。2023年8月現在、対象となっている自治体は三重県度会町です。

ふるさと納税の返礼品として電気料金を支払うことができる自治体は一部ですが、電気料金に充当できるふるさと納税を利用することで家計の支えとなることはもちろん、地球にやさしい再生可能エネルギーを積極的に利用することがエコ活動にもつながります。利用できる自治体がある人は、この機会に申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

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