毎年4月初旬に日本年金機構から届く、国民年金保険料の納付書。厚生年金に加入していない自営業や学生は、納付書に記載の納付期限までの国民年金保険料を納める必要があります。国民年金保険料は、どのような方法で支払えば良いのでしょうか。
現在可能な国民年金保険料の支払い方法は?
国民年金の保険料を納付するには、金融機関の預金口座からの口座振替やクレジットカード決済のほかに、納付書を使用して支払う方法があります。金融機関かコンビニエンスストアに出向いて支払うこともできますが、2023年からはスマートフォンアプリによる電子決済もできるようになりました。納付書のバーコードを決済アプリで読み取ることで納付が可能です。また納付書に記載された収納機関番号や納付番号、確認番号を使用してインターネットバンキングなどで納付する方法もあります。
参照:日本年金機構「Q国民年金の保険料は、どのように納めるのですか。」
これからは手元に納付書がなくても保険料の支払いが可能に
厚生労働省によると、今後は手元に年金納付書がなくても国民年金保険料を納付できる方法を導入するとのこと。2024年3月31日までに「ねんきんネット」を活用することで支払いができるようになる予定です。
「ねんきんネット」に登録することで、納付履歴やそれにともなう保険料金額、未納や免除といった年金情報の確認や、さまざまな通知書の閲覧・再発行などをオンライン上でおこなうことができます。まだ登録していない人は、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。