ウェザーニュースが「お花見調査2023」を実施。2023年の花見の予算はどのくらいを想定しているか質問をしたところ、0円と回答した人を除いた全国平均は、2,530円でした。
2022年と比較すると25円のプラスで、新型コロナウイルスの感染拡大が顕著だった2021年と比べると401円プラスに。2019年の2,728円には届かず、まだ200円ほどの差があるものの、コロナ前の状態に少しずつ戻っているようです。内訳としては主に飲食代や交通費で、軽食をとりながら桜を楽しむスタイルの人が多いようです。
都道府県別に花見の予算を見ると、最も予算が高額なのは角館のシダレザクラなどが有名な「秋田県」で3,283円。次いで全国に先駆けて桜が開花する「沖縄県」が2,976円、3位が琵琶湖岸の海津大崎など桜の名所が多い「滋賀県」で2,934円でした。2022年の同調査ではトップ10に入らなかった秋田県と沖縄県が大きく順位を上げ、2022年は8位だった滋賀県が3位、2022年に6位だった香川県が4位に浮上した一方、2022年に2位だった福井県は7位、2022年に3位だった熊本県は10位に。過去の花見予算ランキングで上位の常連である青森県は、2023年は5位となり、2,878円でした。
2023年は、ライトアップや催しなどが4年ぶりに開催される桜の名所が多く、楽しみにしている人が多いでしょう。感染対策に気を配る必要はありますが、久しぶりの花見を目いっぱい満喫したいものですね。