【本当に住みやすい街大賞2023 in愛知】第10位 勝川:古き良き商店街と再開発で生まれた施設が共存。生活利便性も高いベッドタウン

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2023年3月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023 in愛知」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2023 in愛知」結果発表ページはこちら>>

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勝川ってどんな街?

愛知県春日井市の南西部、名古屋市に近い位置にあり、JR中央本線が乗り入れる「勝川駅」。駅徒歩約6分の場所にある「勝満山崇彦寺」では、高さが18mある勝川大弘法が街のシンボルとして住民に親しまれています。

駅前には、古くからの呉服店や和菓子店、おしゃれなカフェなどが軒を連ねる「勝川駅前通商店街」があり、活気を感じられます。名古屋駅へのアクセスも良く、地域としても活性化している街です。

【発展性:3.70点】再開発が完了したものの新施設も誕生し、成長著しい街

春日井市の市街地再開発事業の一環として、2007年までに勝川駅周辺の大規模な再開発が完了。それにより駅前広場や駅周辺の複合ビルやマンションが誕生し、飛躍的に発展しました。さらに、飲食店なども増加し、街ににぎわいが生まれています。

2021年にはネクシティパレッタ1階が「COMEET(コミート)」としてリニューアルオープンしたほか、駅から車で約10分の距離に春日井市最大の複合商業施設「イーアス春日井」が開業するなど、近年も進化を遂げています。

【住環境:4.10点】古き良き街並みと新しさが融合した、新しく住む人に優しい街

駅周辺には深夜まで営業しているスーパーをはじめとした生活に便利な店がそろっているだけでなく、駅からペデストリアンデッキでつながっている商業施設「ルネッサンスシティ勝川」もあるなど、駅周辺には大小さまざまな商業施設が点在しており、買い物の利便性が高いエリアです。

また、駅前の「勝川駅前通商店街」は、地域住民の交流創出の取り組みに注力しており、2021年には中小企業庁の「はばたく商店街30選」に選出されました。駅周辺の再開発による発展もありつつ、昔ながらの人情味も感じられる雰囲気もあります。

昔ながらの面影を残し、活気あふれる「勝川駅前通商店街」。「勝満山崇彦寺(しょうまざんしゅうげんじ)」にある高さ18メートルの弘法大師像がシンボルです

【交通の利便性:3.60点】電車でも車でも名古屋までアクセスしやすい

勝川駅からはJR中央本線で名古屋駅まで約17分でアクセス可能。乗り換える必要がないので、通勤や通学などにも便利です。

また、名古屋駅へは車でも30分程度。勝川駅から車で約3分の距離には名古屋第二環状自動車道の「勝川IC」が、車で約17分の距離には東名高速道路の「春日井IC」があるため、愛知県内や静岡県方面などに車で出かける際もスムーズ。さらに、駅周辺には駐車場も多く、車でも生活しやすい街と言えるでしょう。

JR中央本線が乗り入れる「勝川駅」。周辺は再開発により大きく発展しています

【コストパフォーマンス:3.59点】住宅価格は利便性を考慮するとリーズナブル

住宅の価格相場は、築浅中古マンションの場合、3LDKであれば4,000万円前後から。3LDKの新築戸建ては3,000万円台後半からとなっています。

春日井市内の3LDKの新築戸建てで比較すると、隣駅の春日井駅では3,000万円台前後から、勝川駅と同じく名古屋駅から約10キロメートルの距離にある名鉄小牧線の味美駅では3,000万円台前半からと、勝川駅は市内では高めです。しかし、名古屋市の中心部へのアクセスや生活の利便性を考慮すると納得感がある価格と言えるでしょう。

【教育・文化環境:3.42点】行政が子育て支援に力を入れており、子育てしやすい環境

駅周辺には幼稚園・保育園が多数点在。児童館や子どもの一時保育などの機能を有する「子育て子育ち総合支援館(かすがいげんきっ子センター)」や、プログラミングや英会話などの習い事などができる学童保育施設「かちがわの杜」といった施設も駅前にあり、子育てしやすい環境が整っていると言えるでしょう。

また、書家・小野道風の生誕の地といわれる春日井市は「書のまち春日井」を掲げています。表現力と豊かな人間性を育むため、書道の授業や書道展、書道パフォーマンスコンテストを行うなど、書に触れられる機会を作っています。

【選定委員会による総括】生活利便性が高く、活気が増しつつある街

行政による駅周辺の再開発を経て、さらに発展が進む勝川駅。地元の人に親しまれる勝川駅前通商店街が「はばたく商店街30選」に選出されるなど、新旧の雰囲気が融合され、さらなるにぎわいと活気にあふれています。

JR中央本線を使えば名古屋駅までのアクセスも便利なうえに、生活に必要な店が駅周辺にそろうなど生活利便性も高く、住宅価格もリーズナブル。名古屋中心地のベッドタウンとしても成長が著しい勝川駅を、移住先の候補として検討してみてはいかがでしょうか。

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