ヴィンテージインテリアとは?アイテム選びや部屋づくりのポイント

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ヴィンテージインテリアとは、ユーズド感のある家具や雑貨で構成されたインテリアスタイル。ラフでナチュラルな雰囲気はカフェなどでも採用されており、居心地の良いユニセックスなインテリアとして老若男女問わず親しまれている。

そこで、ヴィンテージインテリアはどのようなテイストのインテリアで、自分の部屋に取り入れるにはどうすれば良いのか、その基本やアイテムの選び方を見ていこう。

 

ヴィンテージインテリアとはユーズド感のあるアイテムでコーディネートするスタイル

「ヴィンテージ」という言葉には、「年代物」「古くて価値の高いもの」といった意味がある。
ヴィンテージインテリアとは、その名のとおり年代物の家具や雑貨はもちろん、エイジング加工されたアイテムや、あえてユーズド感のあるDIY品を使って空間をコーディネートするスタイルのことを指す。

そのため、ヴィンテージインテリアをテーマにコーディネートされた部屋は、使い込まれた古材やアイアン、レザーなどを素材としたアイテムが多く取り入れられているのが特徴だ。
また、モダンインテリアよりも、小物が多いのもヴィンテージインテリアのポイント。多少雑然とした見た目のほうが、ヴィンテージインテリアらしいラフな雰囲気になるだろう。

部屋をヴィンテージインテリアでコーディネートするには、アイテムの質感や素材、色味などの選び方にいくつかのポイントがある。ここでは、ヴィンテージインテリアの基本を見ていこう。

アイテムの質感
ヴィンテージインテリアにするには、繊細な印象のものよりも、少し無骨で重厚感のあるデザインを選ぼう。
例えばデスクやソファ、ベッドなどは、クッション部分や天板に厚みがあるものや、脚の太いもののほうがヴィンテージな雰囲気が出る。

画像:REISM STYLE

ほかにも、エイジング加工やアンティーク風に加工されたインテリアも積極的に取り入れたい。

しかし、重厚感のある家具ばかりを取り入れると、部屋に圧迫感が出たり、重い印象の部屋になってしまったりする。そのような場合は、重厚感のある家具はメインのものだけに絞り、小物や雑貨でヴィンテージな雰囲気を取り入れるのがおすすめだ。

アイテムの素材
ヴィンテージスタイルの部屋には、ピカピカの新品よりも、使い古したようなイメージの素材が欠かせない。
ラフな雰囲気ながらも高級感を感じる部屋にしたい場合はレザー、全体的にラフで自然体な雰囲気にしたい場合はデニムというように、イメージに合わせて素材を選ぼう。

ウッド系の素材を使ったインテリアも人気だ。ヴィンテージスタイルの部屋に取り入れる場合は、木目が強調されているデザインのものを選びたい。使い込むほど木目に温もりや味わいが出るため、愛着を持って長く楽しめるだろう。

部屋全体のカラートーン
ヴィンテージスタイルの部屋は、全体をダークトーンで統一すると、より重厚感のある雰囲気が出る。壁や床の色味が明るい場合は、メインの家具やカーテン、ラグなどをダークトーンにすることで、部屋全体のムードを高められるだろう。

木製の家具であれば、ヴィンテージウッドやウォールナットなどの深みのあるトーンを選びたい。
また、カーテンは濃いブラウンやブラック、ネイビーなどのカラーがおすすめ。ほかにも、大ぶりな柄やストライプ柄、スペースを取らずすっきりと見えるウッドブラインドなども人気だ。

ラグを敷く場合はペイズリーやヘリンボーンのような個性的なデザインを取り入れるとおしゃれな部屋のアクセントに。クラシカルなウィルトン織りカーペットのほか、キリム柄のマットやラグを敷くだけでも、重厚感やユーズド感をプラスできるだろう。

賃貸の場合、壁へのDIYやいくつもの家具の変更ができず、ヴィンテージスタイルの部屋にするのは難しいと感じる人もいるかもしれない。
しかし、ヴィンテージ雑貨を取り入れたり、大きな家具をひとつ変更したりするだけでも本格的なムードづくりができる。DIYに頼らない、ヴィンテージインテリアの部屋づくりのコツを見ていこう。

ヴィンテージ雑貨を取り入れる
大きな家具をヴィンテージスタイルにはできなくても、ラックや照明、壁掛け時計などの雑貨をダークトーンのもの、スチール製やメタリック製のヴィンテージ調のものにするだけで、部屋の雰囲気を変えることができる。
また、ヴィンテージスタイルの部屋にするには、あえて、物や雑貨を多めに配置して、雑然としているように見せるのもポイントだ。

インダストリアルな小物を取り入れる
インダストリアルとは、「工業的」なという意味を持つ言葉だ。工業製品のように、スチールやタイルなどの無機質な素材を使ったアイテムも、レトロな雰囲気でヴィンテージインテリアのムードを高めてくれる。金属と木製を掛け合わせたアイテムも豊富だ。

画像:REISM STYLE

 

観葉植物をインテリアに取り入れる
観葉植物はヴィンテージインテリアとも相性が良く、無骨さや無機質さの中に、さりげない温もりをプラスできる。
ヴィンテージスタイルの部屋では、サイズ違いの観葉植物を吊るしたり、床やテーブル、棚に小さいものを置いたりと、複数の場所に配置するのもいいだろう。

大きめな家具をヴィンテージスタイルにする
すべての家具は変更できなくても、大きな家具を1~2個ヴィンテージスタイルにするだけでも部屋の印象を大きく変えられる。
ソファやデスク、カーテン、ラグなどを買い替えるときはヴィンテージインテリアを選び、コーディネートしてみよう。

画像:REISM STYLE

長く使い続けられるアイテムとともに、ヴィンテージインテリアを楽しもう
おしゃれで居心地の良いヴィンテージインテリアの部屋にするには、無機質さやラフさの中にレトロな雰囲気や安心感を演出することがポイント。長く使い続けるうちにアイテムにも愛着がわき、風合いの変化も楽しめるようになるだろう。雑貨ひとつをとっても、素材やデザインにこだわったコーディネートを楽しもう。

ヴィンテージインテリアを楽しむなら、自分の個性を表現できるREISMの賃貸物件がおすすめだ。中古物件をフルリノベーションした部屋は、30タイプのコンセプトがあり、住む人の毎日をワクワクしたものにしてくれるだろう。フローリングや塗装にこだわった本物素材の内装で、理想のインテリアを楽しんでいただきたい。

 

※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。

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