【本当に住みやすい街大賞2023 シニア編】第3位 大泉学園:多世代が快適に暮らせる街へ進化、さらなる発展も見込める練馬区のサステナブルタウン

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 シニア編」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「生活環境」「レジャー環境」「福祉・医療環境」「街の安全性」「交通の利便性」の5つの基準を設定し、国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街 シニア編」を選定したランキングです。
今回は2022年12月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023 シニア編」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

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大泉学園ってどんな街?

東京23区の最西端である練馬区の西端に位置する、西武鉄道池袋線の「大泉学園駅」。大正時代に高級住宅街として開発されたこの街は、今なお緑豊かで良好な住環境が維持されています。また、駅から徒歩約15分の場所に「東映アニメーションミュージアム」や「東映東京撮影所」があることから、「アニメ・映像の街」としても知られています。

2003年に駅南口地区、2015年には駅北口地区の市街地再開発事業が完了。現在、駅前には利便性の高い施設と活気のある商店街がコンパクトに集積しています。また、駅北口と南口をつなぐペデストリアンデッキの設置により往来がしやすくなったことから、高齢者にとっても暮らしやすい街へと生まれ変わりました。

駅周辺では現在、都営地下鉄大江戸線延伸を見据えた新駅開業計画や土地区画整理事業が進行中で、さらなる発展が期待できます。

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【生活環境:4.35点】生活利便性と良質な住環境がバランスよく共存

大泉学園駅の北口には商業施設「グランエミオ大泉学園」や行政施設「大泉区民事務所」が入居する駅直結の複合施設「リズモ大泉学園」が、南口には商業施設「ゆめりあフェンテ」が立地。北口と南口を結ぶペデストリアンデッキは広々としていて歩きやすく、安全面でも配慮された環境です。
その周囲には「東大泉仲町銀座商店街」など10を超える商店街が点在しており、日常生活に必要なものは駅前でほぼまかなえるでしょう

駅から少し離れた場所には、緑の美しい街並みが広がっている点もポイント。大泉学園通りの周辺は東京都の「風致地区」に指定されており、建築物の細かい条件設定や樹木伐採の規制など、良好な景観を維持するための取り組みが行われています。

駅の南口に建つ商業施設「ゆめりあフェンテ」。食料品店や薬局、カフェなど、さまざまなショップが出店しています(画像素材:PIXTA)

【レジャー環境:3.30点】近場に公園や娯楽施設が点在、秩父や軽井沢への日帰り旅行も可能

大泉学園駅のある練馬区には公園や緑地が約690ヶ所あり、東京23区内でトップ。駅から徒歩約20分の「東京都立石神井公園」など、大泉学園駅の周囲には大小で200を超える公園や児童遊園・緑地があり(2022年11時点)、多彩な余暇を過ごせます。
また、駅徒歩約1分の文化施設「練馬区立大泉学園ゆめりあホール」、駅から徒歩約15分の場所にあるシネマコンプレックス「T・ジョイSEIBU大泉」など、気軽に足を運べる距離にある施設で娯楽を楽しむことも可能です。

西武秩父線を経由すれば、温泉や日帰りレジャーが楽しめる埼玉県秩父市へ約1時間半で到着。駅から車で約10分の場所に位置する東京外環自動車道・関越自動車道の「大泉IC」からは、約2時間で長野県の軽井沢町方面へ行くこともできます。

駅から徒歩約15分の場所に建つ商業施設「リヴィンオズ大泉店」。東映通りを挟んだ向かい側には、シネマコンプレックス「T・ジョイSEIBU大泉」もあります(画像素材:PIXTA)

【福祉・医療環境:3.85点】シニアの増加に伴い、福祉・医療体制を強化中

今後は高齢者の割合が増えていくことを見込み、区では医療・介護・生活支援が一体的・継続的に提供される地域包括システムの確立を目指しています。
また、区内在住の60歳以上は無料で利用できる健康増進施設「練馬区立はつらつセンター大泉」では、健康づくりのための運動や、パソコン、手芸、料理、おりがみなどの各種講座が開催されており、地域住民の憩いの場として親しまれています。

練馬区は、医療機関の開設・改築などの支援制度充実や医療環境の整備も積極的に行っており、駅周辺には内科や外科、歯科、皮膚科などのクリニックが点在。駅から車で約10分の「順天堂大学医学部付属練馬病院」では、増床や医療機能拡充のためのリニューアルが行われるなど、今後も地域医療の充実化が期待できます。

【街の安全性:3.65点】良質の住環境を基盤に安心して暮らせる条件がそろう

平たんで歩きやすい道が多く、凶悪犯罪が少ないという点は、シニアの生活圏としてのメリット。近年の大泉学園駅周辺の再開発により、さらに暮らしやすい街へ進化しました。パトロールカーの地域貸し出しや防犯カメラの維持管理費補助などの練馬区の施策も、街の安全につながっています。

武蔵野台地の安定した地盤の上にあるため、地震や液状化、水害などのリスクは比較的低い場所とも言えます。さまざまな視点から防災の知識や技術について学べる講座を開催する「ねりま防災カレッジ事業」など、区民全体で防災・減災へ取り組む姿勢も注目点です。

【交通の利便性:3.65点】池袋・新宿・横浜へ直通アクセス、豊富なバス路線も魅力

大泉学園駅を通る西武池袋線は、東京都豊島区の池袋駅と埼玉県飯能市の吾野駅を結ぶ路線で、大泉学園駅から池袋駅までの所要時間は各駅停車で約20分です。
西武池袋線は東京メトロ副都心線・有楽町線、東急電鉄東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線との直通運転も行っていることから、新宿三丁目駅や銀座一丁目駅、横浜駅といった駅へのダイレクトアクセスも可能です。

また駅前からは、吉祥寺や阿佐ケ谷行きなどのバスが運行しており、JR中央線方面への移動の際も便利。駅から車で約10分の場所に位置する東京外環自動車道・関越自動車道「大泉IC」からは、長野や新潟方面、埼玉方面、千葉方面にもアクセス可能です。

【選定委員会による総括】都営地下鉄大江戸線の延伸でさらなる発展が期待できる

大正時代から受け継がれる良質な住環境に加え、駅前の再開発で利便性が向上した大泉学園駅周辺。練馬区による福祉・医療サービスの拡充も図られており、シニア世帯にとっても暮らしやすい街と言えます。

都営地下鉄大江戸線延伸を見据えた土地区画整理事業により、都市の利便性と自然のやすらぎの両方を享受できる住宅地としてさらなる発展の可能性大。都心にアクセスのよい場所でセカンドライフを模索している人にとって、大泉学園駅は魅力的な場所と言えるのではないでしょうか。

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