「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2022年12月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。
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川越ってどんな街?
埼玉県の南中部に位置する川越市。県内中核市の一つである同市の中心エリアに位置する東武東上線・JR川越線の「川越駅」周辺は、かつて城下町として栄え、江戸時代の建物や寺社仏閣など、歴史的な風景が現存する観光地でもあります。商業施設や商店街なども充実している一方で、駅から少し離れたエリアは落ち着いた住宅街となっており、都心へアクセスしやすい住宅地としても注目されている街です。
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【発展性:3.50点】古い街並みを生かした観光エリアを整備し人気に
川越駅周辺エリアは埼玉県内で3位の人口総数である川越市の中心地であり、古い建物が残る小江戸の街並みが注目を集めています。昔の街並みを保存しつつ、街路灯を街の雰囲気に合わせたデザインにして美しい風景を作り出すなど、観光客を誘致しやすいように整備を行うことで、人気の観光スポットとして発展を続けている街です。
観光都市として発展する一方で、最近では駅周辺にマンションが増加。都心に近い住宅地としても注目されています。
【住環境:3.15点】観光エリアの人気で活力アップ、駅から離れれば落ち着いた住宅エリア
駅周辺や観光エリアはにぎわっていますが、そこから少し離れると落ち着いた住宅エリアが広がっています。
駅直結の商業施設としては「ルミネ川越」や「アトレマルヒロ」が、駅から10分ほど歩けば全長約1キロメートルの商店街「クレアモール」があるなど、日常生活における買い物にも便利です。
【交通の利便性:3.50点】川越駅、本川越駅が利用でき、都心へのアクセスも良好
川越駅には東武東上線とJR川越線の2路線が通っており、埼玉の中心地である大宮駅へはJR埼京線快速で約17分と近く、池袋駅へも東武東上線急行で約30分と都心にも行きやすい立地です。また、川越駅から徒歩15分以内の距離には西武新宿線の本川越駅があり、同駅から西武新宿駅まで直通約1時間で移動することもできます。
【コストパフォーマンス:3.00点】住宅価格上昇傾向も駅から少し離れると高コスパ
川越駅周辺には新築マンションが増えてきており、住宅価格も上昇傾向にあります。駅周辺の3LDKの新築マンション相場は5,000万円を超えます。
一方、駅から徒歩10分ほどのエリアでは、3LDKの新築マンションでも4,000万円代から物件を見つけることもできるので、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
【教育・文化環境:3.65点】歴史的建造物が身近にあり、県内屈指の男子校も
江戸時代の面影を残す「小江戸」と呼ばれる街並みのほか、城跡や寺社仏閣などの歴史的価値の高い建物がある点が川越エリアの大きな特徴です。
そのほか、駅から北へ2キロメートルほど行くと「川越市立中央図書館」、2.6キロメートルほど行くと「川越市立美術館」といった文化施設があります。学習塾も多く、県内でもトップクラスの進学校である「埼玉県立川越高等学校」もあり、教育環境が整っているエリアと言えるでしょう。
また、駅から西へ約3キロメートルの場所には「川越公園(川越水上公園)」、東へ約6キロメートルの場所には「川越運動公園」といった大規模な公園もあるので、子育て環境も良好と言えます。
【選定委員会による総括】教育や子育て環境も整う観光都市
江戸時代の街並みを残す小江戸の趣が感じられる観光エリアを整備し、観光都市としての価値を高めながら発展してきた川越エリア。街の価値が高まったことで、駅周辺にも新しくマンションが建つようになり、住宅価格は上昇傾向ですが、駅から離れると割安な物件もあります。都心へのアクセスも良好で、子育てや教育に関する環境も整っており、ファミリー層にもおすすめのエリアです。
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