「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2022年12月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。
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東村山ってどんな街?
東京の多摩地域北東部、自然豊かなエリアにある西武新宿線「東村山駅」(東京都東村山市)。駅から少し離れると田園風景が広がるなど、都内とは思えないのどかな雰囲気のエリアです。東村山駅は、西武新宿線・国分寺線・西武園線の3路線が乗り入れており、都心へのアクセスも良いことから、ファミリー層を中心にベッドタウンとして注目を集めています。
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【発展性:3.15点】東村山駅を中心にした広いエリアで再開発が進行中
「東村山駅西口地区第一種市街地再開発事業」により、2009年、東村山駅の西口を出てすぐの場所に高層マンションと商業施設、公共施設が一体となった「パークハウスワンズタワー」が誕生。その後2022年には、東村山駅を中心にしたエリアの再開発を行う「東村山駅東口地区市街地総合再生計画」が策定されました。2024年までに西武新宿線の踏切5ヶ所を高架化する予定で、渋滞の解消や利便性の向上が見込めます。
さらに、東口駅前広場のリニューアルや西武線の高架下の利用といった計画も進行中で、再開発によるさらなる発展が期待できるエリアです。
【住環境:3.50点】商業施設が充実しつつ、少し離れればのどかな風景が広がる
スーパー「コープみらい コープ東村山駅前店」をはじめとしたさまざまな専門店が入る「パークハウスワンズタワー」のほか、駅周辺にはスーパーが複数所在。高い生活利便性を備える一方、駅から少し離れれば田園地帯ののどかな風景が広がり、コロナ禍で広がる環境重視の流れにマッチした地域と言えます。
【交通の利便性:3.00点】西武線3路線が利用でき、新宿・池袋方面のアクセスも便利
東村山駅は西武新宿線のほか、西武国分寺線、西武園線の合計3路線を利用できるのが魅力。たとえば西武新宿駅までは急行で約36分と、都心方面へのアクセスもしやすい場所です。また、隣の所沢駅で西武池袋線に乗り換えれば、約40分で池袋まで行くこともでき、池袋や新宿方面への通勤・通学にも便利でしょう。
【コストパフォーマンス:3.50点】駅徒歩圏内でもリーズナブルな価格
東京の市部ということもあり、住宅の価格は、分譲、賃貸ともに比較的抑えられていて、中古マンションであれば3,000万円台で検討可能です。
隣駅の所沢駅周辺では3LDKの新築マンション価格は平均5,000万円を超えますが、東村山駅の都心までの良好なアクセスや駅前買い物施設の充実、のどかな住環境を鑑みると、コストパフォーマンスが高いエリアと言えます。
【教育・文化環境:3.15点】自然が身近で教育環境の評価も高いエリア
狭山丘陵の東端に位置していることから、都立公園の「八国山緑地」をはじめ、豊かな緑が残っている場所が多く、自然を身近に感じられる地域です。
また、東村山市内には「明治学院中学校・東村山高等学校」「明法中学校・高等学校」「日本体育大学桜華中学校・高等学校」などの私立中高一貫校も多く、教育環境の評価が高いエリアと言えます。
【選定委員会による総括】駅前の再開発で利便性の向上が期待できる街
駅から離れるとのどかな田園風景が広がっており、静かな住環境を実現する東村山エリア。一方、駅周辺には商業施設やスーパーなどがあり、買い物にも便利です。駅を中心に再開発が進められており、今後もさらなる発展が見込めるエリアです。所沢にも近く、都心へのアクセスも良好なので、プライベートな時間をのんびり過ごしたい人や落ち着いた環境で子育てをしたい人にぴったりの街と言えるでしょう。
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