「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2022年12月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。
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鶴ケ峰ってどんな街?
二俣川とともに横浜市旭区の中心地である相模鉄道本線「鶴ケ峰駅」。駅直結の商業施設「ココロット鶴ヶ峰」など、駅周辺は商業施設が充実しており、駅から少し離れたエリアには動物園や公園などのレジャースポットも多くあります。横浜駅へのアクセスも良好で、東京都心方面にもアクセスしやすいことから、ファミリー層を中心に注目を集めている街です。
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【発展性:3.85点】駅北口エリアの再開発でさらに住みやすい街に
「横浜市旭区役所」「旭消防署」「あさひ健康福祉センター」などの行政機関が集中する鶴ケ峰エリア。駅周辺の再開発によって、2007年には商業施設や保育園、市民活動支援センターなどが一体となった駅直結型複合ビル「ココロット鶴ヶ峰」が完成しました。
さらに、今後は「相模鉄道本線(鶴ケ峰駅付近)連続立体交差事業」や「鶴ケ峰駅北口周辺地区まちづくり構想」により、鶴ケ峰駅の地下化や踏切の廃止、周辺の混雑緩和が実現する予定です。そのほかにも行政機能や文化施設、商業施設の整備なども予定されており、今後の発展が期待できます。
【住環境:3.00点】駅前に広がる住宅地、再開発でさらに環境が向上
「横浜市旭区役所」が鶴ケ峰駅の近くにあることから、同区の中心地の一つとなっている鶴ケ峰。駅周辺には戸建ての住宅地が広がっていて、良好な住宅環境が形成されています。
また「鶴ケ峰駅北口周辺地区まちづくり構想」には、駅周辺をゾーニングするプランが盛り込まれており、住宅だけでなく緑道や公園、親水空間なども整備される予定で、住環境の向上が見込めます。
【交通の利便性:3.15点】JRと東急線との直通運転で都心へのアクセスが向上
2019年の相鉄・JR直通線の開業に伴い、鶴ケ峰駅は相模鉄道本線の通勤特急や通勤急行の停車駅になり、横浜駅までは約11分でアクセスが可能になりました。
さらに、2023年には相鉄・東急直通線が開業予定となっており渋谷や目黒まで乗り換えなしで行けるようになるほか、隣の西谷駅が相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線ともに分岐駅となっているため、都心へのアクセス性の向上が期待できます。
【コストパフォーマンス:3.00点】首都圏の通勤圏ながらコスパ抜群
鶴ケ峰エリアの新築の戸建ては4,000万円台からで、横浜方面や都内への通勤圏内でありながら、住宅価格を抑えられるエリアです。相鉄・東急直通線が開業すればより都心へのアクセスが向上するため、コストパフォーマンスが高いエリアと言えるでしょう。
【教育・文化環境:3.15点】住民の安全意識も高く、子育てしやすい街
鶴ケ峰はマンションよりも戸建てが多いエリアで、駅徒歩10分圏内だけでも公園が多数あります。落ち着いた住環境で、地域住民による夜間パトロールも行われており、住民の安全意識が高い街と言えるでしょう。
また駅から約4キロメートルの場所には、オカピをはじめとするめずらしい動物に会える「よこはま動物園ズーラシア」や、面積約45万3,000平方メートルの自然豊かな「四季の森公園」などの子どもが遊べるスポットもあり、子育て環境も良好です。
【選定委員会による総括】都心への直通線や駅周辺の再開発など今後の発展に期待
駅近くには戸建てが多く、落ち着いた雰囲気の住宅地が形成されている鶴ケ峰エリア。駅周辺は再開発が計画されており、今後は旭区の中心都市としてさらなる発展が期待されます。2023年の相鉄・東急直通線の開業も控えており、より都心にアクセスしやすくなる予定ではありつつも、依然高いコストパフォーマンスを保っているエリアです。子育て世帯の生活を豊かにする施設も点在するほか、駅を中心により住みやすく便利な街へと変容しており、今後も注目の街と言えます。
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(最終更新日:2023.02.01)