ふるさと納税にいくら使っている? 最も多い寄附金額と、寄付をする時期は?

応援したい自治体に寄附を行うことで、寄附額のうち2,000円を超える金額分の所得税や住民税の控除を受けることができる「ふるさと納税」。その土地ならではの返礼品を楽しみにしている人も多いでしょう。控除を受けることができる金額には上限がありますが、どのくらいの金額を使っている人が多いのでしょうか。

ふるさと納税の寄附金額、最多は「1万円~3万円」

ふるさと納税の寄附金額
株式会社ヒューネル「ふるさと納税に関するアンケート調査

株式会社ヒューネルが「ふるさと納税に関するアンケート調査」を実施。ふるさと納税で寄附をした人にその金額を聞いてみたところ、「1万円~3万円未満」が43%と最も多い結果に。次いで「3万円~5万円未満」が16%、「5,000円~1万円未満」が15%と続きました。

寄附するのは「年末」もしくは「キャンペーンやセール時期」

寄附する時期
株式会社ヒューネル「ふるさと納税に関するアンケート調査

寄附する時期が決まっているかという質問に対しては「だいたい決まっている」が45%、「決まっている」が14%と、合わせて59%の人がふるさと納税で寄附する時期を決めていることが分かりました。

寄附する時期
株式会社ヒューネル「ふるさと納税に関するアンケート調査

寄附する時期を決めている人に対し、具体的にいつ寄附をしているのか聞くと「年末に行う」もしくは「キャンペーンやセールに合わせて行う」と回答する人が目立つ結果となりました。
ふるさと納税による控除上限額は、年収により異なります。概ねの見通しが立つ年末に近くなってからふるさと納税を行う人が多いことが伺えます。また、キャンペーンやセール時期に合わせることで、より精度を賢く利用したいと考える人も多いようです。

ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄附をすることができ、その使い道もある程度の選択ができるうえ、金額に応じた税金の控除が受けることができる人気の制度です。ただし、年収や家族構成、既に受けている税金控除額などにより控除限度額が変わります。住宅ローン控除を受けている人など、控除限度額が思いのほか低いこともあるため、事前にどの程度の寄附をすると良いのか、きちんと把握して利用することを心がけましょう。

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