住宅ローン金利はアメリカが7%、イギリスも6%超えに。日本の住宅ローンは?

アメリカやイギリスといった海外では、住宅ローン金利が上昇しており、今後はさらなる上昇も予想されています。日本の住宅ローン金利は今のところ、大幅な上昇には至っていませんが、これからどのように推移するのでしょうか。

住宅ローン金利はアメリカで7%、イギリスも6%超えの高水準に

米抵当銀行協会(MBA)が2022年10月26日に発表した、30年固定の住宅ローン金利は10週連続で上昇を続け、7.16%を記録しました。これは、2001年以来の高水準となりました。

また、イギリスの金融データ会社マネーファクツによると、2022年10月5日の2年固定の住宅ローン金利は6.16%と、リーマンショックを発端とした世界金融危機に見舞われていた2008 年 11 月以来の高水準に。5年固定の住宅ローン金利が6.07%と、2010年1月以来の6%超えとなりました。

アメリカやイギリスと比べると、日本の住宅ローン金利は現在も低い水準で推移しています。それでも、固定タイプを中心に金利が上昇しつつあると感じている人は多いでしょう。今後、日本の経済状況がどのように変化するのか未知数であることと同様に、住宅ローン金利がどれだけ上がるのか予測することも難しい状況です。

変動金利型の住宅ローンは金利の低さが魅力ですが、借入期間中に金利が上昇する可能性は大いにあります。変動金利型の住宅ローンを利用している人は、金利上昇リスクへの対策が必要です。繰り上げ返済ができるだけの資金をしっかりと準備しておく、もしくは金利上昇リスクがない固定金利型へ借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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(最終更新日:2024.04.19)
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