「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。
JR総武線と都営地下鉄浅草線が乗り入れる「浅草橋」の駅。秋葉原駅まで歩けばJR山手線、JR京浜東北線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスを、蔵前駅まで歩けば都営大江戸線を、末広町駅まで歩けば都営銀座線を、浜町駅まで歩けば都営新宿線を利用できる…などなど、利用路線の自由度が高い。23区内ならどこへ行くにもだいたい30分程度で行ける。
さらに浅草線で羽田と成田にも一本で行けるので、旅行好きや出張が多いヒトにもおすすめ。多方面へアクティブに出かけられる、非常に恵まれた立地の都心街だ。日本の代表的な観光地ではあるものの、住宅街は意外と静かで治安が良いのも嬉しい特長。昔ながらの下町情緒が残りつつ、オフィスやさまざまな施設が揃っている新旧バランスの良い街。
浅草や蔵前までは徒歩で気楽に行けるから、ますます休日の楽しみが増える。また、隅田川や神田川に近いので川沿いの遊歩道でウォーキングやランニングを楽しむこともできる。都心だけに家賃相場は高めだけれど、住みやすさ、利便性の高さ、カルチャーや娯楽の多様性を考えるとお値打ちと言える。浅草橋で、きわめてトウキョウらしい暮らしを始めよう。
船着き場と問屋街が「この街」の象徴だ。
駅の東口は大きな「江戸通り」に面しており、飲食店や娯楽施設などの各種チェーン店が軒を連ねているため何かと使いやすい。大型スーパーもあり、会社帰りの買い物にも重宝。西口側の高架下には個人経営の個性的な飲食店が多数揃っており、探索が楽しい。川沿いには屋形船の会社が多数あり、飲み食べ放題付きクルージングのなども体験できる(要予約制)。この街に暮らせば、ご近所で気軽に「東京らしい」遊び方を満喫できる。
浅草橋は、人形やビーズ・天然石などのアクセサリパーツ、革、布、雑貨などの問屋がズラリと揃っているためハンドメイド好きにとっては天国のような街。西口高架下はもちろん、江戸通りから蔵前まで続く700mの道両側にはあらゆる問屋・ショップがずらりと並び、ここに来れば必ず欲しいものが見つかるとあって、全国からアマプロ問わずたくさんの人々が買い出しにやってくる。
カフェめぐりの楽しさが日常のエッセンスに。
「葉もれ日」は古い店舗をリノベーションして作られた古民家カフェ。経年の味わいあふれる木造の店内では、こだわりの美味しいコーヒーや各種フルーツのハニーソーダ・ランチなどが楽しめる。店舗部分と居住スペースをほぼそのまま残した形なので、古き良き昭和の子供時代にタイムスリップしたような感覚に。組子細工の小箱やコースターなども店内販売しており、心からゆったりと過ごせる空間だ。
インテリアショップなどが経営していたり、古いビルの一角にあったり、自家製チョコレートを提供していたり。浅草橋の街には、さまざまな趣向を凝らしたカフェがたくさんある。また、ミニホテルなどが併設しているカフェも多く、コミュニティーを楽しめる空間も多々。自分だけのカフェマップを作ったら、きっともっと楽しくなるかも。
暮らせば、きっと知的好奇心が満たされる。
「WORKAHOLIC」は、有名ブランドのチェアを揃えたオフィスチェア専門店。エルゴヒューマンやハーマンミラーなど、憧れの高級ラインを実際に試すことができる。さらにカフェ「coffeinholic」も併設しており、思わず長居したくなる楽しい店。「Gallery & Studio HI-CONDITION」は貸ギャラリー兼革製品工房。色鮮やかな革製品だけでなく、Tシャツやキャンバス地のキャップ、カバンなどハンドメイドにこだわったアイテムが評判を呼んでいる。
かわいい色のシャッターが目印の「写真企画室 ホトリ」は、「旅と山、本と写真」がコンセプトのアトリエギャラリー。不定期で旅や山、本、写真をベースにさまざまなイベントやワークショップが催されている。「銀杏岡八幡神社」は源義家公が征伐下向の折、川上から流れてきた銀杏の枝を丘の上にさし立てて祈願したのが由来。勝負運・健康長寿のご利益があるパワースポット。カルチャー・歴史探訪もだんぜん楽しい、浅草橋の街。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。