私たちの生活になくてはならない携帯電話。もし利用できなくなったら、仕事にもプライベートにも支障をきたすという人が多いのではないでしょうか。携帯電話が使用できなくなったとき、頼みの綱は固定電話となりますが、固定電話を契約している人はどのくらいいるのでしょうか。
固定電話の保有率は66.5%、年々ゆるやかに減少傾向
総務省が2022年5月に発表した「通信利用動向調査」によると、2021年のスマートフォンの普及率は88.6%で、固定電話の普及率は66.5%。スマートフォンの普及率が飛躍的に増加を続けているのに対し、固定電話は徐々に減少しています。
20代の固定電話保有率は1割弱、30代も2割に満たず
固定電話を約3割の人が保有していないことが分かりましたが、年齢別にみると、20代がわずか9.5%、30代が15.5%、40代が56.1%、50代が78.4%、60代以降は8割以上が保有しているという結果に。20代・30代の若年層が世帯主での世帯では、固定電話を保有しない傾向が伺えます。
1人1台スマートフォンを持っていることが当たり前の今、固定電話の必要性を感じない人も多いでしょう。しかし、電波が入らず使用できない事態に陥ったとき、家に固定電話がなければ連絡が取り合うことができず、仕事もプライベートも立ちいかなくなってしまうかもしれません。固定電話がない場合、公衆電話を利用することになります。NTT東日本やNTT西日本の公衆電話設置場所検索を利用し、近くで利用できる公衆電話の場所をあらかじめチェックしておくことで、いざというときに備えましょう。