娯楽費の平均はどれくらい? 世帯人員別収入別の平均額と娯楽費節約のコツを紹介

趣味やレジャーなどの娯楽にかける金額は、人それぞれ異なるでしょう。そのため、ほかの人はどのくらいの費用をかけているのか、平均的な娯楽費はいくらなのか、気になったことはありませんか。今回は、収入別や世帯人員別など、いくつかの角度から娯楽費の平均額を紹介します。

娯楽費とは

娯楽費とは遊びや趣味に使うお金のことです。本記事では、総務省統計局が発表する「家計調査」から教養娯楽費の平均額を紹介します。なお、定義される教養娯楽費の項目分類は次のようになっています。

・教養娯楽用耐久財:テレビ、ビデオレコーダー・プレイヤー、カメラ、ビデオカメラ、パソコン、楽器など
・教養娯楽用品:運動用具、スポーツウェア、おもちゃ、CD・DVD、ペット関連費、手芸用品、園芸用品など
・書籍や他の印刷物:書籍、新聞、雑誌など
・教養娯楽サービス:宿泊料、パック旅行費、月謝など

教養娯楽費の平均額

2020年の家計調査をもとに、総世帯・世帯人員別・収入別の教養娯楽費の平均額を紹介します。

総世帯の教養娯楽費の平均

調査対象総世帯における教養娯楽費の平均額は月2万1,208円で、消費支出の9.1%を占めています。内訳は以下のとおりです

教養娯楽費の平均額

スポーツや手芸・園芸など趣味に用いる教養娯楽用品費には、5,000~6,000円ほどかかっています。一方、テレビやパソコンなどの購入にかかる教養娯楽耐久財は、2,000円程度と少なめです。比較的高価な物品ですが、購入の頻度が数年に一度ほどと少ないため、月平均に換算すると趣味にかかる費用よりも少なくなります。

世帯人員別の教養娯楽費の平均

世帯人員別の教養娯楽費平均額は、次のようになっています

世帯人員別の教養娯楽費平均額

なお、世帯主の年齢区分では、次のような違いがあることがわかりました。

世帯主の年齢区分

他の世代に比べて、世帯主が70歳以上の世帯での平均額が比較的少なくなっています。内訳では、教養娯楽用品と教養娯楽サービスにかかる費用が少なめです。

年間収入別の教養娯楽費の平均

次に、年収別の平均的な教養娯楽費を紹介します。ここでいう年収とは、税金や社会保険料を含む1年間の収入総額です。

収別の平均的な教養娯楽費

参考:2020年 家計調査(家計収支編)|総務省統計局

毎月使用してもよい娯楽費の目安

教養娯楽費はライフスタイルによっても異なります。たとえば、子どもがいる家庭では習い事の月謝、ペットのいる家庭では動物病院の受診料など、ほかの世帯にはない支出が発生します。紹介した家計調査から、教養娯楽費の平均額は手取り年収の6~10%ほどであることがわかりました。

自分はどのくらいの教養娯楽費を使っているのか、一度確認してみてはいかがでしょうか。もし平均よりも多い場合は、手取り額の6~10%以内に抑えられるよう、教養娯楽費の節約を心掛けてみてください。

娯楽費を節約するためのコツ

食費や住居費などと違い、娯楽費は生活に欠かせないものとはいえません。しかしながら、娯楽のない生活は味気ないものになってしまうでしょう。ここでは、支出を抑えつつ趣味やレジャーを楽しむコツを紹介します。参考にしてみてください。

映画はサービスデーの日に見に行く

映画鑑賞にはサービスデーを利用することがおすすめです。たとえば、毎年12月1日は「映画の日」とされ、全国のほとんどの映画館で割引を行っています。そのほか、毎月1日の「ファーストデイ」や女性限定の「レディースデイ」、時間帯で割引する「レイトショー」や「モーニングショー」も狙い目です。

独自の割引制度を設けている映画館もあるため、事前にチェックしてみてください。

スケジュールが合わない場合は、前売り券を購入するか、金券ショップでチケットを購入するとよいでしょう。サービスデーほどのお得感はありませんが、通常料金よりも安く映画が楽しめます。

図書館やレンタルを活用

書籍や雑誌などは図書館で借りることも一つの手です。購入費用を削減できるのはもちろん、家のモノを増やさずに済みます。規模の大きな図書館では、CDやDVDの視聴・貸出も行っています。

図書館には置いていないマンガや雑誌を読みたい場合は、レンタルを活用するとよいでしょう。費用はかかりますが購入するよりも安く済みます。毎月決まった雑誌を複数購入している場合は、電子書籍の読み放題サービスのほうがお得かもしれません。

家計簿アプリにこまめに記入

頑張って節約を心掛けても、効果が見えないとなかなか持続できません。気軽に使える家計簿アプリで、こまめに記録をとるようにしましょう。

その際、娯楽費だけでなく食費や光熱費なども記録していくと、意外とムダな出費があることに気づけます。購入したものを一つ一つ細かく記録する必要はありません。食費・光熱費・娯楽費など、ざっくりと項目ごとに金額をメモしていくだけでも大丈夫です。家計簿は家計のスリム化に役立つので、ぜひ始めてみてください。

我慢しすぎないこともポイント

節約といっても、あまりに厳しくルールを決めてしまうのは逆効果です。我慢しすぎるとストレスになり、ふとした反動で多額の衝動買いなどにつながりかねません。

節約を成功させるためには、無理のない範囲で続けることが大切です。たとえば、図書館を利用しながら月に1冊だけは好きな書籍を購入するなど、自分なりの「ごほうび」を決めておくとよいでしょう。

まとめ

総務省統計局の資料からは、教養娯楽費の平均額は月2万1,208円で、支出の約10%を占めることがわかりました。

ただし、収入別のデータでは、教養娯楽費の平均は手取りの6~10%ほどとなっています。世帯人員や収入によっても平均額は異なりますが、大幅に使いすぎている場合は節約を意識してみてはいかがでしょうか。

(最終更新日:2022.04.04)
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