埼玉県内でドッグフレンドリーな街はどこ？ 犬を飼っている人が多い市TOP10

県内に40の市があり、都心のベッドタウンや景勝地、スポーツの施設やイベントの充実などさまざまな顔を持つ埼玉県。県内でこれから愛犬とともに暮らしたい人や、これから犬を飼う予定の人にとって、公園やドッグランといったスポットの有無や、愛犬や飼い主にとって暮らしやすい街なのかというポイントは重要です。埼玉県内で、犬が多く飼われているのは何市なのか調べました。

埼玉県内で、犬の登録頭数が多い市はどこ？

埼玉県保健医療部 生活衛生課の情報によると、埼玉県内で犬の登録頭数が多い市は、1位がさいたま市、2位が川口市、3位が越谷市、4位が川越市、5位が所沢市でした。1位のさいたま市は2位の川口市の倍以上の犬が登録されていますが、これは人口の多さをそのまま反映した結果と言えそうです。人口の多い上位5市が犬の登録頭数も多いことが分かりました。

犬が多くいる市の「ドッグフレンドリー」な施設

埼玉県内で犬の登録頭数が多いベスト5にランクインした市は、きっと犬と暮らしやすいはず。そこで、上位5市の散歩に適した公園やドッグランを紹介します（以下で紹介するドッグランの多くが、事前登録制です）。

1.さいたま市

さいたま市には、多彩なスポーツ施設を備えた「三橋総合公園」や荒川の河川敷にある「秋ヶ瀬公園」、桜とバラの名所として知られる「与野公園」といった大きな公園があり、いずれも多くの愛犬家が散歩に訪れています。日本さくら名所100選や日本の都市公園100選に選定されている「大宮公園」や中浦和駅近くにある「別所沼公園」の周辺には、犬連れで利用できるカフェも複数あります。

「新見沼大橋スポーツ広場」にはドッグランがあり、大型犬・一般犬エリアにはシーソーやトンネル、小型犬エリアには坂道やハードルを備えています。
JR東浦和駅から徒歩約10分、ソフトボール場やサッカー場を備える「大間木公園」にもドッグランがあり、1,270平方メートルの一般犬用エリアと、520平方メートルの小型犬用エリアがあります。どちらのドッグランも、利用は無料です。

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2.川口市

川口市には、雑木林や湿地にさまざまな植物や昆虫、魚などが生息する「川口自然公園」や、夏は子どもにジャブジャブ池や芝生広場、雑木林もある「戸塚中台公園」、竹林が整備された「戸塚下台公園」などの公園があります。2018年に一部オープン、2022年度に公園全体の開園を予定している「イイナパーク川口（赤山歴史自然公園）」も話題のスポットです。

また、「川口西公園（リリアパーク）」は「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」で第2位など4年連続ランクインの常連、川口駅西口からすぐという好立地でありながら、遊具や花壇、オブジェの数々も楽しめる公園で、春は桜も堪能できる川口市民の憩いの場です。

野球場やラグビー場を含む荒川河川敷一帯の「荒川運動公園」も、JR川口駅から徒歩圏内。バーベキュー場と隣接したドッグランがあり、事前登録不要・無料で開放されています。川沿いを散歩しつつ、気軽に利用できそうですね。

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3.越谷市

越谷市には、健康増進施設「県民健康福祉村」があり、1周1.8キロメートルのジョギング・ウォーキングコースや多目的大芝生広場は犬の散歩にぴったりです。梅の名所「越谷梅林公園」や、春にはチューリップフェスタが開催される「出羽公園」、オーストラリアのキャンベルタウン市と越谷市の姉妹提携を記念して整備された「鷺高第五公園」や、キャンベルタウン市から寄贈されたエミューやアカクビワラビーを見ることができる「大吉公園」といった、愛犬との散歩以外の楽しみも見い出せる公園が点在しています。

越谷レイクタウンには「レイクタウン湖畔の森公園」があり、愛犬との散歩を楽しめます。ショッピングセンター「イオンレイクタウン」の一部スペースはペット同伴可能エリアとなっていて、無料のドッグランもあるドッグフレンドリーなスポットです。

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4.川越市

蔵造りの街並みが有名な小江戸・川越。メイン通りは人通りが多く、愛犬を抱きかかえての移動が基本となりますが、ペットと入れるカフェなどが多く、日々の散策を楽しめます。雑木林の一部を整備した「森のさんぽ道」や伊佐沼に面した「伊佐沼公園」など、愛犬と散歩がしやすいスポットも多数ありますが、特筆すべきはドッグランの多さです。

・笹原町緑地ドッグラン
川越運動公園の南側にある「笹原町緑地ドッグラン」は、890平方メートルの一般犬エリアと、550平方メートルの小型犬エリアがあります。

・安比奈親水公園ドッグラン
入間川の河川敷にあり、18ヘクタールの広さを誇る「安比奈親水公園」のドッグラン。芝生広場の一部をドッグランとして開放しており、1,250平方メートルの一般犬エリアと、700平方メートルの小型犬エリアがあります。「笹原町緑地ドッグラン」と「安比奈親水公園ドッグラン」はいずれも無料ですが、川越市内に在住・在勤・在学の人のみ利用が可能です。

・川越水上公園ドッグラン
夏は流れるプールや波のプール、スライダーなど8種類のプールが楽しめる「川越水上公園」にもドッグランがあり、管理人常駐のもと、675平方メートルの小型犬エリアと1,147平方メートルのフリーエリアを利用できます。ドッグランまでの園路には犬の専用トイレやリード掛けが設置してある、ドッグフレンドリーな公園です。

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5.所沢市

所沢市には、狭山湖の東側に位置する広大な「狭山自然公園」があります。雄大な自然を満喫できるとともにバードウォッチングスポットとしても有名で、見晴らしのよい遊歩道は犬の散歩コースにぴったりです。その他にも鳥舎などがある「緑町中央公園」や、複合施設「ところざわサクラタウン」に隣接する「東所沢公園」など大小さまざまな公園が点在しています。

「所沢航空記念公園」は所沢航空発祥記念館や所沢市立図書館本館、野外ステージに各種運動施設も備えた広大な公園で、ドッグランも備えています。大型犬・中型犬エリアと小型犬エリアに分かれていて、一度に入ることができるのは一人につき2頭まで。事前登録が不要なうえ、無料で利用できます。

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まとめ

今回紹介した埼玉県の各市はいずれも、都心に出やすい立地ながら、自然豊かなスポットも充実しています。犬と一緒に快適に過ごせる街を探している人は、これらのデータを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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（最終更新日：2022.02.07）