行きたくないけど断りづらい? 飲み会の誘いを上手に断る3つのコツ

コロナ禍の生活が続き、多くの人のライフスタイルや働き方が大きく変わりました。そうしたなかで、今まで当たり前のように行われていた社員同士の飲み会事情も変化しています。

実は、飲み会に行きたくない人が多い?

コロナ禍の飲み会事情
出典:株式会社LASSIC「コロナ禍の飲み会事情に関するアンケート調査

大勢が飲み屋などに集まって飲食することは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために自粛傾向となりました。終息後には飲み会が復活すると思われますが、株式会社LASSICの調査によると、コロナ禍以前の飲み会頻度に戻したい割合は約10%にとどまり、6割以上の人が飲み会に消極的であることが分かりました。
会社関係の人に飲み会の参加を促されたら、行きたくなくても何となく断りづらいですよね。角が立たないように断るには、どのような返答をしたらよいのでしょうか。

まずは、誘ってくれたことに感謝を示す

どのような理由で断る場合も、誘ってくれた人を不快にさせないための気遣いが重要です。まずは「誘ってくれた気持ちは嬉しい」という意思を示しましょう。誘われた日以外であれば飲み会に参加の意思がある場合は「またの機会にぜひ誘ってください」の一言を添えれば、より好印象です。

正当だと思える「断りの理由」を告げる

飲み会に欠席する理由が「何となく行きたくない」では、誘ってくれた相手が不快に感じてしまうかもしれません。何らかの断る理由を伝えたいところです。

一般的な理由としては、仕事上のスケジュールや、子どもの世話など家庭の事情、健康上の理由でお酒を控えている、直近の飲み会であれば「先約がある」といった理由が一般的ではないでしょうか。ただし、社員同士の飲み会では、社内ツールなどでお互いのスケジュールを把握している場合も多いと思いますので注意が必要です。また、コロナ禍の現在は、小さな子供や高齢者と同居しているなどの理由で「感染予防のために飲み会を控えたい」という人も多いのではないでしょうか。

誘われた相手との関係性などを加味して、断る理由を考えましょう。

飲み会以外の代替案を提示する

大勢で長時間にわたる飲み会は苦手だと感じている人でも、「食事をする程度なら」と考えている人は多いのではないでしょうか。「夜の外出は控えていますが、近いうちにランチをご一緒させてください」など、無理のない代替案を提示できれば、お互いに前向きな気持ちで会話を終えることができるでしょう。

新年会や歓送迎会、忘年会といったほぼ全員が参加する飲み会は、親睦を深めるために、ある程度は出席した方がよいケースもあるでしょう。しかし、「飲み会が続いてキツイ」というときは状況に応じて上手に断り、プライベートの時間も大切にしたいですね。

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