20代のクレジットカード利用実態、初めて作ったタイミングは？

多くの人々が決済手段として利用している「クレジットカード」。作ることができるのは高校生を除く18歳以上ですが、未成年のうちは親権者の同意が必要です。また、大学生の間は就業していなくても加入しやすい、学生専用のクレジットカードに申し込むケースが多いでしょう。大学生～社会人になったばかりの若者たちはどの程度、クレジットカードを利用しているのでしょうか。

クレジットカード所持率は6割以上。非所持派は「使いすぎが心配」

株式会社テスティーが、18〜24歳の男女を対象としてクレジットカードに関する調査を実施。クレジットカードを所持しているかどうか聞いたところ、「クレジットカードを所持している」と回答した人は、男性が60.5%、女性が69%という結果に。男女とも6割以上の人が所持し、男性に比べて女性の所持率が高いことが分かりました。また、クレジットカードの所持数では「1枚」と回答した人が男女ともに約5割という結果になりました。

「クレジットカードを所持していない」と回答した人に理由を問うと、男女ともに1位は「使いすぎが心配」で、男性が43.7%、女性が43.6%とそれぞれ4割以上を占めました。男性の第2位、女性の第3位は「利用金額の管理が難しい」となり、現金で購入をした方がお金の増減を認識しやすい様子がうかがえます。

約8割の男女が、初めて作ったクレジットカードをメインで利用

クレジットカードを所持している人に、クレジットカードを初めて作ったタイミングを聞いたところ、男性の第1位は「ひとり暮らし開始時」、女性の第1位は「支払いに必要になったとき」という結果になりました。

ちなみに、現在最も使用しているクレジットカードは初めて作ったカードと同一か聞くと、「初めて作ったカードと同じ」と回答した人は男性では79.4%、女性では80.6%と、男女ともに約8割という結果になりました。

まとめ

今回の調査結果により、クレジットカードはひとり暮らしを始めたときや支払いが必要になったときなど、その人にとって必要が生じたタイミングで作るケースが多いことが分かりました。日常の買い物はもちろん、税金の支払いなども可能なクレジットカードを賢く、便利に利用したいものですね。

【調査概要】
「クレジットカード関する調査」
調査対象：18〜24歳の男女1,571名(男性719名、女性852名)
調査方法： インターネット調査
実施期間：2021年8月10日〜2021年8月11日
実施機関：株式会社テスティー

ニュース提供元：PRTIMES
情報提供元：TesTee（テスティー）