2021年も6月に入り、曇りがちな空の下、蒸し蒸しする日もでてきました。コロナ禍のおうち時間で熱中症を避けて快適に過ごすためにも、エアコンの稼働準備が欠かせません。
4割以上の人が、エアコンを稼働して何らかの不調を実感
そこで、パナソニック株式会社では「2021年夏直前のエアコン使用実態調査」を実施したところ、29.3%の人が「今年すでにエアコンの冷房もしくは除湿を使用した」と回答。その中でも、42.2%の人がエアコンの使用時に何らかの不調を感じたことが判明しました。
なかでも「風が臭った」が33.5%、「エアコンの効きが悪かった」が13%と多く、その他にも「風が出なかった」や「エアコン本体から水漏れした」、「タイマーランプが点滅した」など、様々なエアコンのトラブルに見舞われたという声が挙がっています。
また、エアコンの使用目的については、「暑さを感じて」エアコンの冷房や除湿を稼働し始めた人が46%と最も多く、夏本番前にエアコンを運転し不具合がないか確認する「試運転」のための使用は19.3%に留まったことから、シーズン前のエアコン試運転がまだ十分には浸透していないことが分かりました。
3割以上の人が「エアコンを使用する前に手入れをしていない」
猛暑突入となってからの急なエアコン使用の際、運転できないといったトラブルを防ぐためにも、シーズン前の試運転でトラブルがないかチェックすることは重要です。
すでにエアコンを使用し、何らかの不調を感じた人は、使用に先立ってどのような手入れをしていたのでしょうか。エアコンを稼働させた人のうち34.8%が、エアコン使用前に手入れをしていないことが判明しました。
コロナ禍で在宅時間が増えるなか、6割以上の家庭で「夏の光熱費が不安」
エアコンの汚れは、能力の低下、消費電力の増加につながります。コロナ禍による外出自粛で夏場のエアコン使用も増加することが想定されるなか、64.2%の人が夏の光熱費を不安に感じていることが明らかになりました。
在宅時間が増えることによってエアコンの使用頻度が増加し、長時間運転が避けられない分、試運転によるコンディション確認や定期的なメンテナンスでベストな状態で使用することが大切です。
まとめ
夏が本格化する前にエアコンの試運転をすることで、いざ利用したいとき、トラブルに見舞われることを防ぐことができます。エアコンを試運転する方法は、過去記事「夏のエアコン待機者に注意? 昨夏、買っても2週間以上使えなかった人が4割」を参照してください。
【調査概要】
「2021年夏直前のエアコン使用実態調査」
調査対象: エアコンを所有している20~60代の男女550名(男性:297名、女性:253名)
調査方法:インターネット調査
実施期間:2021年5月6日
実施機関:パナソニック株式会社
ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:パナソニック株式会社