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身だしなみを整えるために、寝室や玄関に鏡を置いている人は多いだろう。鏡は、部屋を広く見せたり、明るい印象にしたりするインテリアとしても人気が高い。
ここでは、鏡を置くことによる具体的な効果や、鏡を効果的に配置するポイントを紹介する。
鏡をインテリアに取り入れることで期待できる効果
鏡をインテリアに取り入れることで、どのような効果が期待できるのだろうか。ここでは、4つの効果を見ていこう。
1.空間に奥行きが出る
大きな鏡や横長の鏡を壁に掛けることで、もうひとつ部屋が続いているかのように見え、広く奥行きがある空間に見せることができる。これは、カフェやアパレルショップなどでもよく活用されている視覚効果だ。
2.室内が明るく見える
マンションやアパートなどは、構造上、窓が少なかったり、窓のサイズが小さかったりすることがある。室内が暗く、閉塞感を覚えやすい場合は、鏡を使って光を取り込むといい。
窓に対して垂直に鏡を置けば、部屋の奥まで光が届きやすくなり、明るく見せることができる。また、照明をつけたときに光が鏡に反射するため、夜も部屋の中が明るく見えるだろう。
3.空間に変化をプラスする
スタンドミラーは、縦向きに使うのが一般的だが、横向きにして壁に掛けるといった設置方法もおすすめだ。
横長の鏡は空間に変化をプラスしてくれるため、おしゃれでワンランク上の部屋づくりが可能になる。鏡に照明が映るように設置すれば、部屋の明るさが格段にアップするだろう。軽量タイプの鏡を選べば、特別な工事をしなくても簡単に設置できる。
4.鏡の中の風景を空間演出に活かす
鏡に映る風景も、実は部屋の印象を大きく左右する。鏡に壁が映り込むようにすれば、奥行きのある開放的な空間に。また、花やグリーンなどが映るようにすれば、鏡が絵画のような役割を果たし、華やかな空間を演出できる。
このように、鏡に映る風景を計算して、インテリアコーディネートを楽しんでみるのもおすすめだ。
鏡をどう配置する?ワンランク上の部屋を演出する6つのテクニック
鏡の効果がわかっても、いざ配置するとなると、部屋のどこに置けばいいか迷う人も多いだろう。ここからは、鏡を配置する際の6つのテクニックを紹介する。
1.鏡を使って床面積を広く見せる
部屋の床面が多く見えると、人間はその空間を「広い」と認識する。幅のあるスタンドミラーを部屋の隅に配置し、床面を多く映すことで、実際の部屋より広く見せることができるだろう。
2.明るい色のインテリアを鏡に映す
明るい色のインテリアやファブリックを多く用いるのも、部屋を広く見せるテクニックのひとつ。部屋の隅にスタンドミラーを配置し、白やベージュなど明るい色のインテリアやファブリックを映り込ませることで、部屋全体が明るく開けた印象になる。
3.部屋の奥に鏡を配置して光を拡散する
ワンルームや1Kなど一人暮らし用の部屋は、縦に長い造りのことが多く、窓から遠い場所ほど光が届きにくくなる。
室内の暗さが気になる場合は、部屋の一番奥まった場所にスタンドミラーを設置してみよう。天井の照明を鏡に映り込ませたり、鏡の縁にハンドランプなどの照明を取りつけたりすれば、鏡を通して光が拡散され、室内が明るく見えるようになる。
4.鏡を中心にディスプレーする
インテリアをシンメトリー(左右対称)に配置することで、品が良くバランスのとれた空間を演出できる。最も手軽なのは、飾り棚の上に大きな鏡を置き、その左右に観葉植物や間接照明を配置する方法だ。この場合、鏡はパッと目を引くような、特徴的なデザインの物を選ぶのが◎。
5.写真や絵のように鏡を設置する
縁にデザインが施された鏡やユニークな形状の鏡は、実用性と装飾性の両方を兼ね備えたアイテムだ。写真や絵を飾るように、デザイン性の高い鏡を設置することで、部屋に個性がプラスされる。
「部屋のどこに飾るのか」「ほかのインテリアと調和するか」といった点を考えながら、家具店や雑貨店で好みの鏡を探すのも楽しい。
6.鏡を置いて玄関を開放的に見せる
玄関は、鏡の効果を大きく発揮できる場所。外出前の身だしなみチェックとして使えるだけでなく、狭く暗くなりがちな空間を広く明るく見せてくれる。スタンドミラーを置くスペースがない場合は、大きめの鏡を壁に掛けてもいいだろう。
鏡は一人暮らしの部屋でも重宝するインテリア
大きな鏡は、全身をしっかり確認できるだけでなく、光を反射して空間全体を明るく演出してくれる。映り込みも計算して設置すれば、部屋を広く見せることもできるため、一人暮らしの部屋におすすめのインテリアといえるだろう。
最近では、スタンドタイプだけでなく、壁に掛けられるタイプの軽量な鏡も多いため、目的や好みに合う物を探してみよう。
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※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。