在宅勤務中のお菓子が悩み解消に、チョコやガムはどんな悩みの時に食べられている?

コロナ禍により、働き方が大きく変化するとともに、仕事の悩みや不安も大きく変わりました。日常的なちょっとした悩みや不安を解消する方法は人それぞれだと思いますが、手軽な方法のひとつとして、お菓子についつい手が伸びる人は、多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響により、約6割の人の働き方が変化

株式会社クレオが「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」を実施。新型コロナウイルスの感染拡大により、働き方に変化が生じたか聞くと、57%の人が「変化があった」と回答。多くのビジネスパーソンに影響を与えていることがわかります。

具体的に、どのような変化が起きたか複数回答で問うと、「在宅勤務中心になった」が47.4%、「在宅と出社を併用するようになった」が46.2%、「時差出勤を活用するようになった」が26.7%という結果に。変化があった人のうち、在宅勤務を経験した人は約85%に上りました。

出典:株式会社クレオ「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」

在宅勤務者の8割以上が、コロナ禍に仕事の悩みや不満が増加

新型コロナウイルスの感染拡大前後に、仕事上で悩みや不満を感じたことがあるか聞くと、「悩みや不安を感じたことがある」という人が66.3%を占めました。

具体的に感じる悩み・不満としては、「ストレスが溜まる」が最多で45.3%、次いで「オンオフの切り替えがしにくい」が40.3%、以下「時間の区切りがつけにくい」が40%、「気分転換しにくい」が38.7%、「集中力が続かない」が36.3%と続いています。

出典:株式会社クレオ「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」

一方、在宅勤務者に限定すると「悩みや不安を感じたことがある」人が8割強を占めていることが分かりました。

具体的な悩み・不満としては、「オンオフの切り替えがしにくい」が最多で67.1%、次いで「時間の区切りがつけにくい」が66.4%、以下、「気分転換しにくい」「仕事の効率が悪い」「ストレスが溜まる」と続き、慣れない環境下での仕事に戸惑いから悩みや不満を感じる人が多かったという結果になりました。

コロナ禍に仕事の悩みを感じた人の8割が、お菓子を食べて悩みを解消

また、仕事上の悩みや不満を感じたことがある人のうち、仕事の悩みを感じた際にお菓子を食べるか聞くと、78.4%の人がお菓子を食べると回答。お菓子を食べた理由としては、「気分転換しにくい」が最多で68.3%、次いで「ストレスが溜まる」が63.3%、「集中力が続かない」が62.3%と続き、お菓子を食べることが仕事の悩みの解消に繋がると感じている人が多いことが伺えます。

出典:株式会社クレオ「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」

時間の区切りがつけにくいと感じた際は「ガム」を食べる人が最多

悩みを感じ時には、具体的にどのようなお菓子を食べているのでしょうか。最も多かったのが「チョコレート」で48.7%、次いで、「飴」が38.7%、「ガム」が33.7%、「焼き菓子(クッキーなど)」と「タブレットミント」がともに30.7%となりました。

また、悩み別に、食べたお菓子の種類を調べたところ、ほとんどの悩みに対し、食べるお菓子は「チョコレート」を選ぶ人が多く、次いで「ガム」「タブレットミント」を選ぶ傾向にあることが分かりました。なかでも「時間の区切りが付けづらい」という悩みを抱えている人は、ガムがよく食べられていることも明らかになりました。

ガムを食べることで得られる効果としては「気分転換になる・リフレッシュできる」「気持ちが落ち着く・リラックスできる」「時間の区切りをつけるのに役立つ」「集中力を高めるのに役立つ」「頭の回転が良くなる」といった実感を持っている人が多く、悩みや不満を解消する目的でよく食べられるお菓子のようです。

出典:株式会社クレオ「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」

コロナ禍の仕事中には、気分転換やリフレッシュできるきっかけが不可欠

コロナ禍の今、ビジネスシーンをより充実させるために欲しい存在は何か聞くと、全体でも在宅勤務者のみの回答でも「気分転換になるリフレッシュアイテム」が最多に。次いで「気持ちを切り替えるスイッチ」「集中力を高めるルーティーン」「仕事の効率を上げるパートナー」「ストレスを癒してくれるセラピスト」が挙がり、全体・在宅勤務者ともに、上位はそれほど変わらない結果となりました。

出典:株式会社クレオ「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」

まとめ

Withコロナ時代のビジネスパーソンは、移動や外出、接触を極力避けながら仕事に従事する必要があり、以前よりも仕事上での刺激が失われていると考えられます。そのため、「気分転換やリフレッシュできるきっかけ」をより求めているのではないでしょうか。そのひとつとして、ガムやチョコレートといったお菓子が悩みや不満の解消に一役買っているようです。手元にお菓子を用意しておけば、在宅勤務が今までよりも少し、捗るかもしれませんね。

【調査概要】
「Withコロナ時代の働き方及び”ビジネス・スナッキング”についての実態調査」
調査対象:1都3県在住の20~50代ビジネスパーソン 男性150名、女性150名(MCネット提携モニタ)
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間: 2020年12月~2021年1月
実施機関:株式会社クレオ

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社クレオ

~こんな記事も読まれています~