新築マンションを購入予定の人であれば、供給量や価格の変動をチェックしておきたいところです。2020年12月、東京23区の新築マンションは、どのような動きがあったのでしょうか。
目黒区で供給された新築マンション平均価格は、前年同月比61%アップ!
株式会社マーキュリーが、新築分譲マンションの2020年12月実績における速報データを発表。東京23区の平均価格(万円)・平均坪単価(万円)・平均面積(㎡)・供給戸数(戸)を前年同月値と共に表にまとめ、平均価格の前年同月比で平均価格変動率(%)を算出、ポリゴン表示しました。
東京都23区では、2020年12月に1,397戸が供給されました。前年同月の2,137戸と比較し、65パーセントと大幅に減少しています。尚、杉並区・品川区・墨田区で供給はありませんでした。
供給戸数が最も多かったのは世田谷区です。ファミリータイプのマンションを中心に220戸が供給されました。一方で、世田谷区に次ぐ216戸が供給された台東区では、コンパクトマンションが供給の中心になりました。
平均価格が最も高かったのは目黒区の1億355.7万円でした。前年同月の平均価格は6,438.6万円で、平均価格変動率はプラス61%となりました。これは、ザ・パークハウス目黒青葉台(平均価格2億6,500万円)が目黒区の平均価格を底上げしたためです。
まとめ
東京23区の新築マンションは、千代田区の8戸から42戸、中央区の16戸から427戸といった前年同月と比べて大幅に供給量が増えた区もあれば、江東区の178戸から25戸、豊島区の131戸から9戸など大幅に減少した区もあります。住みたいエリアが決まっている人は、希望する条件の新築マンションが供給されるタイミングを見逃さないよう、情報収集を心がけたいものですね。
ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:株式会社マーキュリー