【コロナ対策にも】掃除のプロも注目、見落としがちな「換気口」の汚れはどう落とす?

年の瀬が近づき「そろそろ大掃除に取り掛かろう」と考えている人が多いと思います。日常的な掃除ではかばーできない、細かなところまできれいにしたいところですが、つい見逃してしまう場所もあるのではないでしょうか。

プロが感じている、掃除の見落としNO1は「洗濯機のホース」

出典:日本住材株式会社「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」

日本住材株式会社が「掃除で見落としがちなポイント」に関する調査を実施。

ハウスクリーニング・家事代行業者に、家の掃除で一般の人が見落としがちなところを上位3ヶ所まで挙げてもらったところ「洗濯機のホース」が50.4%と最も多くの票を集め、次いで「換気口(吸気口・通気口)」が50%)、「トイレのウォシュレットノズル」が41.7%、「洗濯機の柔軟剤投入口」が40.9%、「ベランダ・バルコニーの排水口」が35.2%、「蛇口・シャワーヘッド」が27.6%、「壁・天井」が21.5%、「窓のサッシ」が16.7%、「トイレ・浴室の換気扇」が15.5%と続きました。

続いて、全国20代~60代の男女に普段掃除ができていないと感じるところを上位3ヶ所まで挙げてもらったところ、「換気口(吸気口・通気口)」が68%と最多で、次いで「洗濯機のホース」が40.8%、「壁・天井」が35.1%、「トイレ・浴室の換気扇」が32.8%、「窓のサッシ」が31.8%、「ベランダ・バルコニーの排水口」が28.6%、「トイレの温水洗浄ノズル」が26.5%、「洗濯機の柔軟剤投入口」が24.5%、「蛇口・シャワーヘッド」が11.2%と続きました。

調査では他にも様々な見落としがちな箇所が挙がりました。掃除のプロに「ココの汚れがひどい」と感じた箇所について挙げてもらうと

・「換気口を外すのにコツがいるタイプで恐らく何年も掃除されていなかった」(40代/男性/福島県)
・「換気扇の油汚れ」(40代/男性/鹿児島県)
・「ユニットバスのエプロンの内側を掃除しようとして外したところ、上部と下部の溝のあたりがカビで真っ黒だった」(50代/男性/東京都)

など、一般人は見落としがちで長らく掃除がされていない箇所は、驚くほどの汚れが溜まっていたという声が相次ぎました。

掃除ができていない一番の理由は「面倒だから」

一般の人に、掃除ができていない理由を質問したところ、半数の人が「面倒だから」と回答し、次いで「掃除の仕方が分からないから」が13.9%、「あまり見えない部分だから」が12.4%、「年末などにまとめてするつもりだから」が11.2%、「見落としていたから」が7.8%、「掃除の必要がないと思ったから」が3.1%と続きました。

出典:日本住材株式会社「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」

細かい部分の掃除は正直面倒ですし「掃除の仕方が分からない」「掃除をする必要がない」考えている人もいるなか、プロはどのように感じているのでしょうか。そこでプロに、見落としがちなところほど掃除すべきだと思うか質問したところ、「非常にそう思う」が46.1%、「そう思う」が44.3%と、プロの 9割以上が掃除の必要性を感じていることが分かりました。

見落としがちな「換気口(吸気口・通気口)」は優先的に掃除を!

続いて、優先的に掃除をした方が良いと思うところを上位3ヶ所挙げてもらったところ、53.7%の人が「換気口(吸気口・通気口)」と回答し、次いで「洗濯機のホース」が48.6%、「トイレの温水洗浄ノズル」が40.5%、「洗濯機の柔軟剤投入口」が38.6%、「ベランダ・バルコニーの排水口」が31.7%、「蛇口・シャワーヘッド」が29.3%、「壁・天井」が19.7%、「窓のサッシ」が18.9%、「トイレ・浴室の換気扇」が18.3%と続きました。

出典:日本住材株式会社「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」

換気口はお湯に漬け置き汚れを浮かせ、風上側から掃除!

それでは、換気口はどのように掃除をすれば良いのでしょうか。掃除の方法を知っているか質問したところ、85.9%の人が「知らない」と回答しました。

出典:日本住材株式会社「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」

そこで掃除のプロに、換気口を掃除する際のコツを聞いてみたところ

・「中まで掃除するのは難しいので換気口の出入口にフィルターを付けて、室内汚れを防ぐ」(40代/女性/愛知県)

掃除をしなくてもきれいな状態を保ちやすくする工夫や

・「コロナウイルスで清潔にしておいた方がいい反面、多くのウイルスやごみ、ホコリが付着している可能性も高いので、素手ではなく、ビニール手袋などをはめてから掃除すること」(40代/男性/埼玉県)

手袋で自身を防御してから始めること

・「お湯で汚れを浮かせてから掃除すると良い」(40代/男性/大阪府)
・「つけおき」(40代/女性/大阪府)

汚れを落としやすくするための下準備

・「空気の流れるところはホコリが溜まりやすいため、風上側から掃除する」(50代/男性/福岡県)

掃除の順番まで話が及びました。
プロならではの視点のアドバイスが集まりましたが、そもそも換気口を掃除した方が良い理由とは何なのでしょうか。

・「壁側の換気口のフィルターを小まめに掃除しないと部屋の中に埃が入ってしまう」(40代/男性/東京都)
・「換気口を掃除しないと汚れた空気を吸うことになるから」(40代/女性/京都府)
・「カビが生えるとニオイが充満してしまう」(40代/男性/愛媛県)
・「空気が汚れる」(40代/男性/大阪府)

清潔な空気を保つためという声が多く、

・「コロナウイルスの拡大もあり、定期的に掃除をする必要があると思う」(30代/女性/北海道)

新型コロナウイルスの流行により、室内の空気環境へ意識が高まっていることを感じさせる回答もありました。

掃除のプロが思う、換気口フィルターに欲しい機能は「消臭対策」

最後に、掃除のプロに、換気口のフィルターについていると嬉しい機能を問うと「消臭対策」が最も多く31.4%、次いで「PM2.5対策」が19.6%、「花粉対策」が15.3%、「各種ウイルス対策」が14.3%、「防虫対策」が13.9%、「防音対策」が5.3%と続きました。

出典:日本住材株式会社「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」

まとめ

換気口は2時間に1回お部屋全体の空気が入れ替わるように設計されているため、窓を開けなくても換気を行うことができます。新型コロナウイルスの感染が拡大している今、部屋の空気をキレイに保つために、換気口や取り付けるフィルターにも気を配りたいところ。換気口の掃除を怠っていた人は、これを機にきれいにしてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「掃除で見落としがちなポイントに関する調査」
調査対象:ハウスクリーニング・家事代行業者492名と全国20代~60代の男女510名
調査方法:インターネット調査
実施期間:2020年11月26日~ 2020年12月1日
実施機関:日本住材株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:日本住材株式会社

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