中古マンションに住んで「気持ち」に変化、新築と差が出ている部分とは？

コロナ禍により、おうち時間や暮らし、住まいへの関心が高まっています。多くの人が暮らしや住まいに向きあい始めた今、一足先に暮らしに向き合って住まいづくりを実現した人々がいます。何を重視し、どのようなこだわりを持って「自分らしい暮らし」を叶えているのでしょうか。

中古物件を購入～リノベーションにより、好立地と住み心地を両立

リノべる株式会社が、同社で中古マンションを購入し、リノベーションを行った人に対し、入居後の変化、満足度、住み替えの意識について調査を実施。リノベーションした家のどんなところに満足しているか質問したところ、「間取り（生活導線、お部屋のレイアウトなど）」が90.3%、「デザイン・素材」が89.7%、「住宅設備（キッチン、お風呂、トイレなど）」が88.7％と、それぞれ約9割の人が満足していると回答しました。

「間取り」や「住宅設備」を改善することで、家事が楽になり時短になり、日々生活する上で満足を実感しやすくなったと推測できます。

続いて「通勤・通学の利便性」が81.5％、「周辺の生活環境」が80.5％と高い満足度を記録しています。これは、用地が豊富な時代に建てられた築年数の長い中古マンションほど駅近など立地の優位性が高い建物が多く、さらに直近4年は中古マンション成約件数が新築マンション新規供給戸数を超えるなど、選択肢が増える傾向にあるためと考えられます。

住み心地を高め、楽しく、便利に暮らせる家づくり

リノベーションを通して自分らしい住まいを手に入れたことをきっかけに、どのような変化があるのでしょうか。多かった声が「家でリラックスできるようになった」73.8%と、「家での愛着がわいてきた」66.2%。その他の声も、家で過ごす時間の質が向上したことがわかる結果となりました。

「家に人を招き入れるようになった」が42.6％、「家具やグリーンなどインテリアを楽しむようになった」が44.1％と、自身の暮らしをより積極的に楽しむ姿勢も見られました。こだわりぬいた住まいだからこそ、より楽しく感じられているのではないでしょうか。

「キッチンやお風呂など水回りが快適になった」が57.4%、「広々と暮らせるようになった」が45.6％、「家事が楽しくなった」が40.5%など、ハード面に関しては自身の生活動線に合わせた間取りにリノベーションした結果、快適性が増したことがうかがえる結果となりました。

住み替えても、ワンストップリノベーションを希望

今回の調査により、リノベーションで自分らしく満足度が高い暮らしを叶えている人が多いことが分かりましたが、住み替えについてはどのように考えているでしょうか。

「住み替え済み」「住み替えを検討中」「住み替えの可能性がある」と回答した人に対し、次の住まいの選択肢を聞いたところ、最も多かったのが「中古マンション購入＋リノベーション」で70.4％、続いて「中古戸建て購入＋リノベーション」が52.2％となり、多くの人が再びリノベーションを希望する結果となりました。

物件探しから住宅ローン、リノベーションの設計・施工・インテリアまで、中古住宅購入とリノベーションの一連の流れをワンストップで実施した理由を問うと「新築と同じ予算で間取り・内装・デザインを自分好みにできる」などリノベーションに対する満足度の高さを表す回答とともに、4人に1人が「新築よりも資産の目減りが少ないので、売却や賃貸もしやすい」ことを挙げました。資産としてのメリットも多く、2度、3度とリノベーションを経験する人も増えていくものと考えられます。

まとめ

内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査（P15）」によると、コロナ禍により3人に1人がテレワークを経験しています。多くの人が自宅で長い時間を過ごすことで、住まいに対して関心が高まっているなか、中古物件を購入してリノベーションをするという選択は、より自分らしく快適に暮らす方法のひとつとなりえるでしょう。withコロナの時代を見据え、マイホームについて改めて考えてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「中古マンション購入＋リノベーション購入者へのアンケート」
調査対象：リノベるで中古マンション購入し、リノベーションを実施した20代～60代の195名
調査方法：WEBアンケート方式
実施期間：2020年8月7日～2020年8月17 日
実施機関：リノべる株式会社

ニュース提供元：PRTIMES
情報提供元：リノべる株式会社