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引っ越しにかかる費用を少しでも節約するために、引っ越し業者を利用せず、友人や知人に作業を手伝ってもらうという人もいるだろう。引っ越しの搬入や荷ほどきは1日かけての重労働となるため、どんなに親しい仲でもきちんとお礼をしておきたいところだ。
しかし、引っ越しを手伝ってもらったお礼をどうすればいいか、謝礼の相場に迷ってしまう人は少なくないはず。
そこで、引っ越し作業の手伝いに対するお礼の内容や相場のほか、押さえておきたいマナーなどについて紹介しよう。
引っ越しを手伝ってもらったら、何かしらお礼は必要?
仲がいい相手となると、引っ越しを手伝ってもらったお礼を物やお金ですべきか迷う人もいるかもしれない。
しかし、引っ越し作業は短距離間の移動や荷物が少なめの転居だったとしても、最低でも丸1日程度はかかる上、大型家具や家電も業者の手を借りずに搬出・搬入するとなると、それなりの重労働になる。
相手には休日を返上して手伝ってもらうこととなるため、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、感謝の気持ちを込めて何かしらのお礼をすることがマナーといえるだろう。
また、引っ越し作業のために電車など何かしらの交通機関を使って来てもらう場合は、謝礼に交通費を含めて渡すことも忘れずに。もし謝礼を断られた場合でも、交通費だけは渡すようにしよう。
一般的なお礼の内容は?
ここからは、引っ越し作業を手伝ってもらった際の一般的なお礼の内容や、金額の相場について見ていこう。
食事をごちそうする
引っ越し作業を手伝ってもらったことに対するお礼の方法は、必ずしも現金とは限らない。お互いに気兼ねなく感謝の気持ちを伝えるためにも、食事をごちそうするケースは多い。
搬入や荷ほどきが終わったタイミングに、寿司や焼き肉など、少し贅沢な食事をごちそうすると、相手にも喜ばれやすい。
しかし、予算に不安がある場合は、決して豪華な食事をごちそうしなくても問題ない。引っ越し先でホームパーティーをしたり、ファミリーレストランで食事をしたりするので◎。大変な作業を手伝ってもらったことへの感謝の気持ちをきちんと表すことがまず大切だ。
現金や商品券などを渡す
思いのほか作業が長引いてしまったり、友人同士の都合がつかなかったりして、食事をともにできない場合もある。そんなときは、現金や商品券を渡す方法も。きちんと感謝の気持ちを伝えられる上、適正な金額なら相手にも受け取ってもらいやすい。
1日引っ越し作業を手伝ってもらった謝礼として現金を渡す場合の相場は、1人あたり3,000~5,000円(+交通費)。食事をごちそうする場合も、このあたりの金額を参考にするといいだろう。
また、荷造りの時点から手伝ってもらうなど、何日間にもわたって手伝ってもらったのであれば、作業量に応じて金額を上乗せしよう。
なお、現金だと遠慮して断られてしまう可能性もある。その場合は、現金よりもギフトとして受け取ってもらいやすい商品券やギフトカードを渡すのもいいだろう。
用途の広いギフトカードなら誰にでも喜んでもらいやすい上、コンビニなどで手軽に購入することができる。
引っ越し作業を手伝ってもらう際の注意点
友人や知人に引っ越し作業を手伝ってもらうとなると、ほとんどの場合は素人だけで作業することとなるため、当然プロよりも時間はかかってしまう。
重い荷物の運搬に慣れていなかったり、注意して運ぶべき物の知識が不足していたりすると、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるため、十分に注意したい。
特に、引っ越し作業中に家財や物が壊れてしまったとしても、友人や知人には責任を問わないようにしよう。万が一に備えるためにも、一人で持てる家電類や大切なデータの入ったパソコンなどは自分で運ぶようにしたほうがいいだろう。
作業が重い場合は引っ越し業者を利用する
引っ越し作業を手伝ってもらう人数は、部屋の広さや荷物の量によって変わってくる。一人暮らしに多い1R・1Kで、荷物もそれほど多くないのであれば、手伝ってもらうのは1〜2人で十分だろう。
しかし、荷物の量が多く、作業が重労働になる場合は、引っ越し業者の利用を選択したほうがいい。手伝ってもらう知人や友人が増えるほど必要な謝礼の資金も必要となるため、いっそプロに依頼したほうが予算的にも楽なケースはある。
引っ越し業者には、荷造りの段階から担当してくれるところもあり、予算次第で非常に楽に引っ越しを完了させることができる。料金を支払えば済むので、謝礼の内容などを気にする必要もない。
プロに任せられるため、素人の作業よりも家財を取り扱ってもらう際の安心感が大きいというメリットも。
引っ越し作業中も作業後も気遣いを忘れずに
どれほど親しい間柄であっても、引っ越しを手伝ってくれた相手には、作業に見合ったお礼をすることがマナー。食事や現金などの形式を問わず、きちんと感謝の気持ちを伝えられるようにしよう。
作業中も家財の取り扱いなどについて配慮や気遣いを忘れず、自分も相手も気持ち良く引っ越し作業を終えられるようにしたい。
もし、素人だけの作業に不安がある場合は、無理せず引っ越し業者へ依頼したほうが安心だ。
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※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。