新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、多くの学校が約3ヶ月間、休校となりました。学習の遅れを取り戻すため、各自治体が夏休み期間の短縮を発表しています。例年とは異なる夏休みを、子どもたちはどのように過ごすのでしょうか。
約半数の学生が「例年より夏休みが短い」と認識
株式会社スペースマーケットが、夏休みに関する外出意識調査を実施。子どもがいる人と学生に「今年の夏休みの期間」を聞いたところ、49.5%の人が「例年より短い」と回答。「まだ分からない 」が33.5%という結果となりました。東京23区はすべての区で公立小中学校の夏休みを短縮。授業時間を確保すると発表しているように、多くの教育期間において、今年は夏休みを短縮させる動きが広がっているようです。
約6割の人が、夏休みの計画を決められず
例年よりも短い夏休みですが、外出の計画は立てているのでしょうか。「まだわからない」が30.4%、「行きたいが迷っている」が27.1%と、合わせて57.5%の人が夏休みの計画を立てられずにいることがわかりました。「行くことが決まっている」と回答した人は12.2%にとどまり、まだ予定が決まっていない方が大多数の結果となりました。
夏休みの外出は、混雑を避けながらリフレッシュ
夏休みの計画について、どのような場所であれば出かけようと思うか聞いたところ「大勢の人がいない場所」が57.9%で最も多く、次いで「リフレッシュできるところ」が45.9%、「換気されているところ」が44%、「貸切で使えるところ」が42.4%という結果になりました。
自由記述のコメントでも「感染リスクを避けるために混雑する場所は避ける」「不特定多数と接触するような場所は避けたい」という意見が多い一方で、「自粛疲れがあるのでストレスを発散したい」「リフレッシュしたい」「大自然の中で深呼吸をしたい」という意見もあり、今年の夏休みは混雑する場所への訪問は避けながら、リフレッシュできる場所を求めている方が多いことがうかがえます。
まとめ
緊急事態宣言こそ解除されたものの、新型コロナウイルス問題が収束するにはしばし時間がかかるでしょう。先が読めず外出計画を立てることが難しい現状ですが、コロナ対策をとりながらも息抜きもしたいところですね。
【調査概要】
「Afterコロナにおける外出に関する意識調査」
調査対象:子どもがいる人と学生1,637名
調査方法:インターネット調査
実施期間:2020年6月17日~22日
実施機関:株式会社スペースマーケット
ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社スペースマーケット