【初心者向け】ガーデニングのコツを知って、彩りある暮らしを楽しもう

「グリーンに囲まれて暮らしたい」「四季折々の花を楽しみたい」「子どもと土いじりがしたい」など、ガーデニングに興味があるものの、何から始めたらいいかわからないという人が多いのではないでしょうか。ガーデニングはハードルが高いと感じている人に向けて、初心者におすすめのガーデニング基礎知識をまとめました。

ガーデニングを始めるための5つのステップ

まずは、ガーデニングを始めるための手順を確認しましょう。大きく分けて次のような流れで進めます。

【ステップ1】つくりたい庭をイメージする
英国風か、北欧風か、和風にするのか、花だけでなくハーブや野菜も植えるのかといった方向性が決めます。
【ステップ2】庭全体の設計図を描く
どこに何を配置するか、動線や日当たりも考慮しましょう。
【ステップ3】花や植物、必要な道具を購入
園芸店やホームセンターで購入できるほか、インターネット通販で購入することもできます。
【ステップ4】花壇や小道などをつくる
花壇やウッドフェンスのほか、庭のメンテナンスに手間をかけたくない場合は、敷石やウッドデッキなどを活用しましょう。
【ステップ5】花や植物を植える
花の咲く季節を考慮して、植える位置を決めるとよいでしょう。

詳しく読む:「ガーデニング初心者向け「庭づくり」の5ステップ

マンションでも楽しめるベランダガーデニング

庭がないマンションでも、ベランダにプランターや植木鉢を置いてガーデニングを楽しむことができます。日当たりの良さ、日の当たる時間の長さや時間帯、風の当たる強さなど、環境によって育てやすい植物も変わってくるため、まずはベランダの環境をチェックします。

ガーデニングのテイストや育てたい植物、レイアウトを決めたら、ガーデニング用品を揃えましょう。共用部であるベランダを利用するにあたり、土の取り扱いやプランターなどの配置、ベランダの耐荷重にも十分気を付けましょう。避難ルートをふさがないことも最低限のルールです。

詳しく読む:「マンションでベランダでガーデニング。初心者が育てやすい植物と注意点

戸建てなら「花壇」にチャレンジ

庭付きの戸建てで暮らしているのであれば、花壇をつくることを考えてみましょう。花壇のデザインには英国風ガーデンによく見られる「ボーダーガーデン」や大きめの石や岩を積み上げて花壇を作る「ロックガーデン」、レンガなどで島のような半円形に作る「アイランドベッド」、リボンのように細長い花壇「リボンガーデン」、柵や大きめの石で囲い、地面を高くした「レイズドベッド」などさまざまな種類があります。花壇をつくる素材も多種多様ですが、なかでも簡単で見栄えのよいレンガ造りがおすすめです。

詳しく読む:「ガーデニング初心者でもできる! 基本的な花壇の作り方

庭の手入れをラクにするコツ

「ガーデニングは手入れが大変そう」と不安に感じている人は、手軽に管理できる庭づくりを心がけましょう。戸建ての庭であれば、こまめな手入れが必要な天然芝の代わりに人工芝を使って庭を彩る、大量の落ち葉に悩まないように、落葉樹ではなく葉が落ちにくい常緑樹を植えるといった工夫で、掃除やメンテナンスの手間を省くことができます。

詳しく読む:「掃除の手間を省くガーデニングは、“植物の選び方”がポイント

初心者におすすめなのは「一年草」

ガーデニングを始めるにあたり「何を植えたらいいの?」と悩んでしまう人が多いのではないでしょうか。初めての人は、成長のスピードが早く、管理しやすい「一年草」から始めてみることをおすすめします。パンジーやビオラ、チューリップ、サルビア、コスモスなどおなじみの花の多くが一年草です。また、料理のアクセントに取り入れやすいハーブを育ててみるのもいいですね。

詳しく読む:「ガーデニング初心者でも育てやすい草花は? ビギナー向け8選

植える前に要注意! 管理を必要とする「危険な植物」

おなじみの花の中には、有毒の花や体に害を及ぼす花もあります。例えばスズランは、可憐な見た目とは裏腹に、花や根に有毒物質が含まれていることで知られ、最悪の場合は死に至ることもあります。クリスマスローズは、謝って口にすると、炎症、めまい、吐き気、腹痛、下痢などの症状を引き起こします。スイセンも有毒で、ニラやアサツキなどのネギ類と見た目が似ているため、誤食をしないように気を付ける必要があります。
そのほか、椿やサザンカ、ジューンベリーなどの植物も要注意。そのものに毒はありませんが、毒を持つ虫「チャドクガ」を引き付けてしまいます。

詳しく読む:「ガーデニングで気をつけたい“危険な植物”4選

まとめ

ガーデニングは、広い庭がなくてもマンションのベランダなどで気軽に始めることができます。まずは好きな花やグリーンを日々の生活に取り入れるところから始めて、自身の求めるガーデニング像について、考えてみてはいかがでしょうか。

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