半数の人が生命保険の加入で「新型コロナ」を意識したポイントとは?

世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的な大流行)」と表明した、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大。都市の封鎖や外出制限など、世界各国で前例のない対策をとることとなりました。ここで気になるのが、万が一の際の保障です。自分が加入している保険はこうした事態に対応してくれるのか、気になった人が多いのではないでしょうか。

72.8%の人が、生命保険の加入や検討時「新型コロナの影響を受けた」

株式会社エイチームフィナジーが「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」を実施。2020年1~5月、生命保険に加入した人へ、新型コロナウイルス感染症の流行前から生命保険への加入を検討していたか問うと、流行してから生命保険に加入した人が15%いることがわかりました。

出典:株式会社エイチームフィナジー「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」

続いて、新型コロナウイルス感染症の流行が生命保険の加入や検討に影響を与えたかを聞くと「かなり影響を与えた」が35%、「やや影響を与えた」が31.3%、「影響を与えた」が6.5%という結果に。合わせて72.8%の人が、何らかの影響を与えたと回答しています。

出典:株式会社エイチームフィナジー「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」

生命保険に加入して備えたい事態は「収入減」と「医療費負担」

具体的に、どのような影響を受けたのかも調査したところ、最も多かったのが「罹患時の収入減に備える」で53%、差がなく「罹患時の医療費(治療費入院費)に備える」が52.7%、「万が一の際に遺された家族の生活費、教育費」が46.3%でした。病気や収入のリスクに対し、資金面で万全に備えたいという意識が大きく働いたものと考えられます。

出典:株式会社エイチームフィナジー「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」

6割以上の人が、生命保険契約を継続しながら追加で加入

今回の生命保険加入が新規か継続か、加入状況を聞くと「以前から加入していた生命保険を継続したまま、今回追加で加入した」という人が64.2%にのぼりました。生命保険によるセーフティネットを厚くしようという動きが見て取れます。
また、以前から加入していた生命保険を解約し、今回新たな生命保険に加入した人は22.3%、以前は生命保険に加入しておらず今回初めて加入した人は10.1%でした。
ちなみに、2020年1月~5月の間に加入した生命保険のうち最も多かったのは「医療保険」でした。

出典:株式会社エイチームフィナジー「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」

生命保険の加入方法は「インターネット申込、通販型」が人気

生命保険に加入・検討する際に、どのような手段で申し込みをしたか尋ねたところ「インターネット申込、通販型」が52.6%と最多で、次いで「訪問型の保険相談を利用」が37%という結果に。家にいながら申し込みできる方法を選んだ人が多いようです。

出典:株式会社エイチームフィナジー「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」

まとめ

今回の調査結果によると、生命保険の加入・検討に際して新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けたと回答した人が7割を超えていることから、身近に突き付けられた病気や収入のリスクに対して、資金面での備えを万全にしたいという姿がみえてきました。現在加入している保険の取り扱いについては新型コロナウイルス感染症の生命保険等での取り扱いは?など過去記事を参照に、保険の見直しや加入のタイミングを迎えている人は、あらゆるリスクを想定しながら、家族が安心して暮らせる備えをしておきたいものですね。

【調査概要】
「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」
調査対象:2020年1月~2020年5月の間に生命保険に加入した20代~40代の男女389名
調査方法:インターネットによる調査
実施期間:2020年6月4日〜6月6日
実施機関:株式会社エイチームフィナジー

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社エイチームフィナジー

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