幼稚園や保育所の数など4つの項目を東京都内でランキング化。住みたい街を決める指針にもなるはず!
※「本当に住みやすい街Walker Vol.002」より転載
幼稚園数
区内にある幼稚園の数が一番多いのは世田谷区。日本初の産後ケアセンターを設置するなど子育てサポートも充実し、子どもの数も最も多い(2019年の15歳未満人口が都内1位※1)。6位に入った江戸川区は子どもの数も2位※1で、若いファミリー世代に人気。各種助成制度も手厚く、所得にかかわらず私立幼稚園の入園料・保育料の助成が受けられるのもポイント。
保育所等数
保育所等の数も世田谷区が1位。一方で幼児の数も多いため、待機児童の数も470人※2と圧倒的に多い。高まる保育需要に対応するため、2019年4月から2020年4月にかけて保育総定員を約1,300人増。8位の江戸川区は2018年に保育定員を1,000人増やしたことで、待機児童数を大幅に減少させた。
公園面積
江戸川周辺の水辺と緑が豊かな江戸川区が、公園面積の割合で1位(15.38%)。487か所ある公園には、葛西臨海水族園が併設された大型の葛西臨海・海浜公園も。2位には都心ながら、北の丸公園や日比谷公園など皇居周辺に緑が多い千代田区が入り、4位には江東区がランクイン。
小児科医師数
わが子が病気になった際にお世話になる小児科医の数は、248名で世田谷区が最多。病院の数(一般病院と精神科病院の総数。19床以下、またはベッドのない診療所は除く)では5位にあたる26施設※3だが、子どもの数が多い土地柄、小児科医が多く従事しているようだ。2位には、全体の医師数が2位の新宿区、3位には全体の医師数1位の文京区が入った。
(最終更新日:2021.06.28)