王子の歴史・文化を感じるスポット8選&お散歩MAP|魅力あふれる住みやすい街

「本当に住みやすい街大賞2020」ベスト10にランクインした5つの街の魅力を徹底解説。1週間のシーンごとにおすすめのおでかけスポットを紹介します。
実際にその街に住んでいる方々のリアルな声も必見です。

※「本当に住みやすい街Walker Vol.002」より転載

浮世絵や古典落語にも登場する「狐」の街・王子。装束稲荷から王子稲荷へと続く「狐の行列」に魅せられて王子に移り住んだ一家もいるという。整備された自然スポットに恵まれ、交通の利便性も抜群だ。歴史と文化の薫り高い街で快適に過ごそう。

【特色PICK UP!】
JR京浜東北線、東京メトロ南北線、東京さくらトラム(都電荒川線)の3路線利用可能でアクセス良好
・都内の駅近とは思えないほどの自然を楽しめる公園が複数あり、子育てしやすい環境が整っている
・歴史や文化、芸術に触れられる施設が駅近辺に豊富にある。伝統行事の「王子 狐の行列」はエリアの内外から集まる多くの人でにぎわう

住民’s VOICE
「JRも地下鉄も使えて便利な上に、駅からすぐの場所に大きな公園やスーパーもあって住みやすいです。」40代/夫婦

写真提供/王子 狐の行列の会
写真提供/王子 狐の行列の会
写真提供/王子 狐の行列の会
写真提供/王子 狐の行列の会

住民’s VOICE
「大晦日の夜、狐に扮した人々が街を練り歩く「王子 狐の行列」の行事を毎年楽しみにしています。」30代/夫婦

北とぴあ

産業発展と文化水準向上を目的に、約30年前に誕生した北区のシンボル的文化施設。多彩な公演が行われる各種ホールや、講座・ワークショップが開催される会議室も。17F展望ロビーからは絶景が望める。

駅近にそびえ立つ北区のシンボル 写真提供/北区
ホールでは演劇やコンサートなどのイベントを開催
17F展望ロビーは無料で利用可能。飛鳥山公園の全景が見渡せる

北とぴあ【MAP:A】
住所:東京都北区王子1-11-1 
電話:03-5390-1100 
営業時間:8:30~22:00 
定休日:年末年始、特定日
アクセス:JR王子駅より徒歩2分

石鍋商店

狐の行列で有名な王子稲荷神社の参道にある。130年以上の歴史を持ち、昔ながらの製法で変わらぬ味を守っている。名物は久寿餅で、持ち帰りは1人用のカップ¥480のほか、大中小の箱入りも。あんみつやところ天もおすすめ。

持ち帰りのあんみつカップ¥460
風情あるたたずまいの外観
久寿餅¥520(イートインの場合)。江戸の王子を描いた浮世絵などを飾った店内でのんびり味わうのもいい

石鍋商店【MAP:B】
住所:東京都北区岸町1-5-10 
電話:03-3908-3165
営業時間:9:30~18:00、土祝9:30~17:00※イートインの場合は全日9:30~16:30(LO)
定休日:日 
席数:16席 ※完全禁煙 
アクセス:JR王子駅より徒歩3分

くらしの器 王子ヤマワ

狐の行列のスタート地点・装束稲荷神社の向かいにある器の専門店。品ぞろえ豊富な陶器やガラス器、漆器に加え、狐グッズも多く取り扱う。明治創業の地域に根付いたお店で、どこか懐かしい雰囲気も。掘り出し物の一品を探してみては。

狐の行列で使う狐面が壁いっぱいに。狐の扇子や手ぬぐいなども
店先にも数々の器が並ぶ

くらしの器 王子ヤマワ【MAP:C】
住所:東京都北区王子2-32-2 コーポ宮川1F
電話:03-3911-2539 
営業時間:10:00~20:00 
定休日:日 
アクセス:JR王子駅より徒歩6分

MEIJIDO

モダンな外観からは、ちょっと意外に思えるほど歴史のあるベーカリー。老舗が多く残る王子の街らしく、創業はその名のとおり明治時代だ。地域に密着し、地元の人々に愛されるパンを提供し続けている。

蜂の巣クロワッサン¥400
フルーツデニッシュ各¥220(料金はすべて持ち帰りの場合)
赤色が印象的な外観。1Fで購入したパンを2Fのカフェで食べられる

MEIJIDO【MAP:D】
住所:東京都北区王子1-14-8 明治堂ビル1・2F
電話:03-3919-1917 
営業時間:1Fベーカリー6:30~20:00、2Fカフェ9:00~18:00(LO)
定休日:日(2Fカフェは祝日も) 
席数:28席 ※完全禁煙 
アクセス:JR王子駅より徒歩4分

飛鳥山公園

徳川吉宗が庶民の行楽地として植えたのが始まりと伝わる、花見の名所。春には約600本のサクラが、梅雨の季節には約1,300株のアジサイが地元の人々の目を楽しませる。公園内には博物館や都電車両の展示、じゃぶじゃぶ池など施設が充実。

夏には子どもたちが水遊びを満喫
ソメイヨシノ約400本のほか、さまざまな種類のサクラが咲き誇る
あすかパークレール(無料モノレール)を利用すれば、高台への移動もラクラク

飛鳥山公園【MAP:E】
住所:東京都北区王子1-1-3 
電話:03-3908-9275(北区土木部道路公園課公園河川係) 
営業時間:入園自由、あすかパークレール10:00~16:00(定休日:年末年始と点検日運休ほか天候等により運行中止あり)など、園内施設により異なる
アクセス:JR王子駅より徒歩すぐ

住民’s VOICE
「散歩コースで、ほぼ毎日公園内には来ますね。モノレールは子どもが喜びます♪」30代/女性

北区飛鳥山博物館

北区の歴史、民俗、自然など郷土文化を楽しく学べる博物館。常設展示はテーマごとに分類し、古代から近現代までの人々の暮らしぶりをわかりやすく紹介。

バリアフリーや情報端末、音声ガイドの導入など設備面のサービスも充分 写真提供/北区

北区飛鳥山博物館【MAP:F】
住所:飛鳥山公園内 
電話:03-3916-1133 
営業時間:10:00~17:00(観覧券最終発行16:30) 
定休日:月(祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか 
料金:¥300、小中高生¥100ほか
アクセス:JR王子駅より徒歩5分

紙の博物館

世界有数の紙専門の博物館。和紙と洋紙の両方を対象に、歴史や文化、産業をひもとく膨大な資料や図書を収集し保管、展示する。2020年春リニューアル予定。

常設展示「紙と産業」。館の一部リニューアルは創立70周年を記念したもの 写真提供/紙の博物館

紙の博物館【MAP:G】
住所:飛鳥山公園内 
電話:03-3916-2320 
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日:月(祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか
料金:¥400、小中高生¥200
アクセス:JR王子駅より徒歩5分

渋沢史料館

一万円札の顔となる渋沢栄一の生涯と事績を紹介。展示室のある本館のほか、渋沢栄一の旧邸跡に現存する晩香廬(ばんこうろ)と青淵(せいえん)文庫も公開。2020年春リニューアル予定。

日本の近代的経済社会の基礎を築いた渋沢栄一について学ぼう(写真は晩香廬)写真提供/渋沢史料館

渋沢史料館【MAP:H】
住所:東京都北区西ケ原2-16-1(飛鳥山公園内)
電話:03-3910-0005 
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30) 
定休日:月(祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか
料金:¥300、小中高生¥100 
アクセス:JR王子駅より徒歩5分

※掲載のデータは2020年3月18日現在のものです。営業時間、メニュー、価格、定休日など各種データの変更や、臨時休業、移転、閉店などで利用できない場合があります

(最終更新日:2021.03.29)
~こんな記事も読まれています~