【実録】夢のマイホーム購入。経験者が語る「ご近所トラブル」

夢のマイホームを購入したのはいいけど、ご近所トラブルに見舞われてしまった…!

例えば、赤ちゃんの泣き声がうるさいとクレームがくる、隣の家のゴミから異臭がする。こんなトラブルを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?

ご近所トラブルの実例を踏まえ、事前準備から購入後の注意点までをまとめました。

その1.騒音問題

子どもやペットの声をはじめ、エンジン音や音楽もトラブルの原因に

ご近所トラブルの代表例といえば「騒音問題」。赤ちゃんの泣き声や車・バイクのエンジン音、楽器、ベランダでの会話など、さまざまな「音」がトラブルを引き起こす原因になっています。

●実際にあった事例
・念願のマイホームを購入したが、近隣住民から「ペットの鳴き声がうるさい」とクレームが来てしまった。
・夏になるとベランダで大人数のバーベキューをするお隣さん。昼ならまだいいが、夜遅くまでワイワイされるとストレスを感じる。

騒音問題は賃貸だけではなく、一戸建てでも発生するもの。

自身が騒音を出す側にもなり得るので、ピアノやギターの練習をする、子どもやペットが大きな声を出す可能性がある場合は、マイホームに「防音性」をもたせるなど事前対策の検討がベター。

また、引っ越し前後に近隣住民に挨拶まわりをするなど、対面でのコミュニケーションを取っておきましょう。騒音が気になる、または起きてしまう可能性がある場合に、その旨を直接伝えられる関係性になっておくと安心です。

その2.敷地・境界問題

マイホームを持つ前に確認したいお隣との「敷地・境界問題」

意外と見落としがちな「敷地・境界問題」。

お隣さんとの土地の境界線が曖昧なままマイホームを購入するとトラブルの元に!

●実際にあった事例
・マイホームの庭に新しく植えた木の枝が、お隣さんの敷地に飛び出してしまいました。案の定「落ち葉をなんとかしてくれ」とクレームが。もっと確認してから植えればよかった。
・冬に雪かきをする隣の家の旦那さん。雪かきはよいのですが、集めた雪が我が家の土地に大きくはみ出していました。車の乗り降りや駐車がしにくくなったので、雪捨て場を変えられないか相談しに行きました。

「塀」を設けてトラブルを防ぐことも一つの手。

まずは、引っ越し前に隣の家の方と土地の境界線などについて話をしておくことがキーになるでしょう。

その3.ごみ問題

実は厄介な「ごみ問題」がひどい場合は第三者の協力を得て

自治体のルールやマナーが必要なごみ捨ては、「自分が気をつけていれば大丈夫」という問題ではありません。

せっかくマイホームを購入しても、近所にごみ捨てのルールやマナーを違反する人がいれば、異臭やカラスのごみ荒らしに巻き込まれ、頭を抱えることに。

●実際にあった事例
・ごみの分別ルールを守らない人が近所にいるため、ごみ捨て場がめちゃめちゃに…。「ごみ収集ができません」とシールが貼られたごみ袋が溜まり、悪臭がします。
・つい先日、敷地内にごみを放置する人が引っ越してきました。放置されたごみは、いつもカラスが荒らしている様子。いくら自分の土地だからとはいえ、ごみは放置しないでほしい。

事前調査がなかなか難しいごみ問題。もし万が一、ごみ問題に直面してしまった場合は、自治体に相談し、第三者に解決してもらうようにしましょう。

また、自宅のごみ捨てについても「ごみを出す日を間違えてしまった」など、近隣住民の迷惑にならないように注意をはらうことを忘れずに!

ご近所トラブルを避ける3ステップ

快適なマイホーム生活を送るためにも注意したいご近所トラブル。

マイホームを購入した後、ご近所トラブルに巻き込まれたくないなら、この3ステップが重要になります。

1.事前調査、対策
2.引っ越し前後の近隣住民への挨拶
3.近所の方との日頃からのコミュニケーション

事前準備で防げることは対策を行い、引っ越し後の大きなトラブルにならないよう、近隣住民との適度なコミュケーションを心がけることが大切ですね。

~こんな記事も読まれています~