賃貸でもおしゃれな部屋にしたい! でも、壁に穴は開けられないし、傷はつけられない…。そんなときは、照明を変えてみませんか? 気軽に取り組める上に、照明ひとつ変えるだけで、部屋の雰囲気がガラッと変わることも。今回は、おしゃれに見える照明の種類やDIYのアイデアを紹介します。
おしゃれに見えるのはどんな照明?
照明にはいくつか種類がありますが、一般的な家庭でよく見られるのは、天井の中央にある、丸いシーリングライトではないでしょうか。メインの光源としてはこのシーリングライトを生かしつつ、DIYとして取り入れたい照明の種類を2つ、ピックアップしました。
●スタンドライト
スタンドライトは置き場所を比較的自由に決められるため、デスクの上や玄関の飾り棚、寝室のベッドサイドなど、シーンを問わず使えるのが特徴です。大きさによっては一つだと明るさが足りないこともありますが、その分、組み合わせて使えるので選ぶ楽しみも増えますよね。
床に置くタイプ、デスクの上に置くタイプ、いくつかの電球が並んでいるタイプなど、種類が豊富なのもうれしいポイントです。
●ペンダントライト
ペンダントライトは上から吊るすため、存在感がありますよね。リビングやダイニング、キッチンなど、家族が集うことの多い広い空間で使うとイメージが大きく変わります。引っ越しのタイミングなど、思い切って部屋を変えてみたいときや、キッチンやリビングで過ごす時間が長い人におすすめです。
照明リフォームは部屋の雰囲気に合わせて
照明のDIYをする際は、他の家具との組み合わせや、どういった雰囲気の部屋にしたいかをあらかじめ考えた上で進めると良いでしょう。ここからは、部屋の雰囲気に合わせたテイストのDIYを3つ紹介します。
●グリーンを取り入れてナチュラルに
観葉植物を置いている、サボテンを育てている、木目が目立つ家具を持っているなど、ナチュラルな部屋に住んでいる人や、そういったテイストが好きな方におすすめなのが、グリーンを取り入れた照明です。「グリーン」と「照明」というと、あまりピンとこないかもしれませんが、フェイクのツタや葉をコードに巻いてみたり、流木にいくつか電球を吊るしてペンダントライトにしたりするなど、実はアイデアはたくさん。
●素材をそのまま見せてインダストリアルに
白やグレーを基調としたモノトーンな部屋に住んでいたり、シンプルな部屋が好きだったりする人におすすめなのが、インダストリアルな雰囲気あふれるDIYです。針金をそのまま見せて、好きな形に曲げたスタンドライト、裸電球が連なったシーリングライトに、木の枠を取り付けたDIYなど。ちょっと難しそう…という人は、モノトーンな色にペイントするだけでも、シンプルな部屋に合った照明がつくれますよ。
●好きな布やビーズを使って温かみのある空間に
「レーシーなカーテンやベッドを置いている」「カラフルな部屋に住んでいる」「インテリア小物が好き」といった方におすすめなのは、好きな布やビーズを照明に取り入れるDIY。特に、シーリングライトを大柄の布や大きめのビーズで囲んでいくと、ガラッと印象が変わるのでおすすめです。好みの布やビーズをひとつひとつ選んでいく楽しみも。
賃貸だとおしゃれな部屋には住めない…と諦めずに、照明を変えたり、ちょっと手を加えてオリジナルなランプをつくったりしてみると雰囲気も変わります。せっかくの家にいる時間を、より充実したものに変えてみてはいかがでしょうか?