【本当に住みやすい街大賞2020】第5位 入谷:古き良き魅力とさらなる発展が予感される情緒豊かな下町

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2019年12月に実施した「本当に住みやすい街大賞2020」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

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【本当に住みやすい街大賞2020 第5位「入谷」】

総合評価3.64点
<審査基準>  発展性  3.9点
 住環境  3.1点
 交通の利便性  4.0点
 コストパフォーマンス  4.0点
 教育・文化環境  3.1点

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入谷ってどんな街?

浅草や上野など観光地域に隣接したエリアにある入谷。山手線に近接した場所であるのにも関わらず、知名度は低く穴場の街です。入谷鬼子母神の呼称で知られる「真源寺」をはじめとした、由緒正しい神社や古き良き街並みが残ります。一方で、駅周辺にマンションが建設されていくなど、今後の活性化と歴史ある文化の融合を予感させる場所です。

【発展性:3.9点】観光客が増加傾向にあり、発展が見込まれるエリア

人気の観光エリアである上野・浅草が近接している点もさることながら、最近では入谷のレトロな街並みや活気あるお祭りが注目されています。特に外国人観光客の増加が著しく、人気に伴ってさらなる発展が期待されている街です。

【街の声
「喫茶店や、昔からやっている安くておいしい定食屋が多いところが好きです。トロントという喫茶店のオムライスをよく食べに行きますよ」(50代男性)

【住環境:3.1点】

都心部ではめずらしい木造の建物が立ち並ぶ下町らしい風情が、今もしっかりと残っている入谷。調理用具などの雑貨が豊富な「かっぱ橋道具街」や、安くておいしい定食屋、隠れ家的なカフェが多くあります。大きなショッピングモールはありませんが、上野・浅草まで散歩をしながらのんびりお買い物を楽しめるスポットが満載です。

食器具、調理器具、食品サンプルなどを取り扱う道具専門のかっぱ橋道具街。最近は外国人観光客がお土産を買うスポットとしても人気です

【街の声】
「かっぱ橋道具街で食器やキッチン用品を見るのが楽しいです。いい食器が安く売られているので、ついつい買いすぎてしまいます」(60代女性)

【交通の利便性:4.0点】山手線近接エリアで交通アクセス良好

銀座、日比谷、六本木に直通の日比谷線沿線。山手線徒歩圏内であり、上野からはJR線、新幹線、東京メトロ、京成本線に乗り換え可能で、目的地に応じて多様なルートを利用できます。また、台東区内を循環するコミュニティバス「めぐりん」は1日券500円(消費税込)で一日中乗り放題です。

レトロな見た目が可愛い、台東区内を循環するコミュニティバスめぐりん

【街の声】
「安いので、めぐりんをよく利用しています。でも週末は健康のために、散歩をしながら浅草まで行きます」(60代女性)

【コストパフォーマンス:4.0点】観光地でありながらリーズナブルな穴場

ターミナル駅でなく、知名度もあまり高くないため比較的手に届きやすい土地です。そのため山手線近接エリアでは、1、2を争うほど価格がリーズナブルに抑えられています。なるべく費用を抑えながら、職住近接を実現できる穴場の街です。

麺処 晴の中華そば。煮干しの濃厚な味わいに、低温調理された柔らかいチャーシューが人気です

【教育・文化環境:3.1点】周辺の教育施設が充実しており、教育水準は高め

入谷鬼子母神の呼称で知られる真源寺をはじめとした神社など、古き良き文化が残ります。近接している上野恩賜公園には「東京国立博物館」や「国立西洋美術館」「国立科学博物館」があります。そのほかにも「上野動物園」や「上野の森美術館」「東京都美術館」では常に何かしらの企画展示やイベントが行われており、子ども達の感性を磨きながら楽しめるお出かけスポットとなるでしょう。

入谷鬼子母神の呼称で知られる真源寺

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(最終更新日:2022.06.22)
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