帰省やお年玉、初詣など、子どもにとって楽しみの多いお正月。「お正月」の歌にもあるように、子どもが指折り数える楽しいイベントです。知育菓子(R)を販売するクラシエフーズが3歳から9歳までの子どもとその母親を対象に、「クラシエ 子どもとおかしのアンケート」第15弾として行った「母と子のお正月とコミュニケーションに関する意識調査」から、母と子が抱くお正月のイメージと、お菓子を通した親子のコミュニケーションのあり方が見えてきました。
お正月を楽しみにしている子どもの傍らで、母親には現実的な悩みが!
子どもにお正月の楽しみを尋ねた質問では以下のような結果になりました。
トップは「お年玉がもらえる」で48.5%となっています。子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社が実施したお年玉に関するアンケート調査では、小学生の約8割は親からお年玉をもらっているという結果が出ており、お年玉を楽しみにしている子どもが多いのもうなずけます。2位以降は「たくさん遊べる」40.8%、「親戚と会える」35.5%と続き、長期の休みならではの理由が続きます。
一方、母親にお正月の悩み事を聞いた質問では、「出費」49.5%、「大掃除」46.0%、「家族の食事の準備」30.5%と、家事や家計を心配する声が多く聞かれました。
特に年末年始はクリスマスやお正月といったイベントが続くことから「出費」が約半数に上っていると考えられ、子どもがお年玉を楽しみにしていることと対照的に母親は現実的な悩みを抱えていることが分かりました。
子どもに人気のお菓子は? こっそりお菓子を食べても約4割が親バレしている
クラシエフーズでは2017年にも「子どもとおかしのアンケート」を行っており、その結果、毎日お菓子を食べる子どもは64.2%で3分の2以上の子どもが毎日お菓子を食べることが分かっています。さらに毎日複数回食べると回答した人は全体の11.8%で、食事だけでなくお菓子も用意する母親の負担は大きくなりそうです。
では、どんなお菓子が子どもに人気なのでしょうか。今回のアンケートの子どもに好きなお菓子を尋ねた質問では「おまけがついたもの」60.0%、「味がおいしいもの」42.3%、「好きなキャラクターがパッケージされているもの」38.0%、「かわいいもの」26.8%、「アタリ、ハズレがあるもの」17.3%と続きました。
味以外にも見た目やおまけといった付加価値も人気を集める理由となっていることがうかがえます。
子どもにとっては楽しみなお菓子でも、お菓子を食べ過ぎて食事を食べられなくなるなど、親にとっては悩みの種になることも。なかには親に内緒でこっそりお菓子を食べる子どももいるようで、「子どもがこっそりおやつを食べていた経験は?」という問いに対し、約4割の母親が「子どもがこっそりお菓子を食べていることがある」と回答しました。それに対し母親がとった対策としては以下のようなものが挙げられました。
「子どもが届かない場所に置く」56.0%が最も多く、「子どもがいないうちに場所を変える」21.3%、「1回に食べる分だけ都度購入する」13.3%と続き、お菓子を巡る親子の攻防戦が繰り広げられているようです。
子どもが選ぶ、親子で作りたい食べ物は?
子どもに対し、母親と作ってみたい食べ物について聞いた質問では1位が「ケーキ」59.3%、2位「パンケーキ」49.3%、3位「ビスケット・クッキー」41.5%と、お菓子が上位にランクインしました。
まとめ
マイボイスコム株式会社の「クリスマス・お正月の過ごし方に関するアンケート調査(第15回)」によると、お正月の過ごし方として最も多かったのは「家で過ごす」の81.5%と、約8割が自宅で過ごすことが分かっています。「初詣に行く」45.7%、「親族が集合する」27.3%などが終われば、自宅で家族とのんびり過ごすという人が多いのではないでしょうか。お正月の親子のコミュニケーションの一つとして、親子で楽しくお菓子を作ってみるのもよいかもしれませんね。
【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・対象エリア:日本
・調査対象:3歳から9歳までの子どもとその母親 ※子どもの回答は母親が代理回答
・サンプル数:子どもと母親400組
・調査実施期間: 2019年9月19日(木)~9月21日(土)
・調査実施機関:株式会社ネオマーケティング