11月にオープンし、最新おでかけスポットとして話題の商業施設「グランベリーパーク」。場所は、東急田園都市線の「南町田グランベリーパーク」駅直結。駅と公園、ミュージアム、映画館、商業施設が一体になった斬新な複合施設で、アウトレットやグルメ、アウトドア、キッズ、エンターテインメントなどをテーマにした全241店舗が出店しています。今回はファミリーでのお出かけにおすすめのショップや過ごし方を紹介します。
食べて、遊んで、学べるファミリー向けエリアあり! キッズディスカバリー

まず、ファミリーでのお出かけでチェックすべきなのは「キッズディスカバリー」エリア。赤ちゃんや子ども連れで訪れやすいフードコートをはじめ、玩具専門店や遊び場などがここに集まっています。パーク内はかなり広いため、子どもが喜ぶスポットが集約されていると過ごしやすいですね。
オリジナルチキンの手づくり調理体験ができるKFCレストラン

(左)KFCキッズスクールは約70分。小学生から、保護者同伴で参加可能。参加費は無料ですが、同伴の保護者はブッフェ料金の支払いが必要です
※土曜、もしくは日曜に月1〜2回開催予定
キッズディスカバリー内にあるKFCレストランは、関東では初出店となるブッフェスタイルのレストラン。みんなが大好きなオリジナルチキンほか、カーネルクリスピーやリングビスケット、オリジナルチキンと相性抜群の特製スープカリーなどを好きなだけ食べることができます。子ども用の食器なども完用意されています。
このKFCレストランは、キッズ向けのオリジナルチキンの手づくり調理体験プログラムが楽しめるのが大きな特徴。手づくり調理の楽しさや、みんなで食べる食事のおいしさを体験しながら、食の大切さを実感することができそうです。
人気キャラクター大集合の室内遊び場「FUN VILLAGE with NHKキャラクターズ」

(左)中央のモニターで流れる映像のなかには、ここでしか見ることのできないスペシャルコンテンツも含まれているそう
キッズディスカバリーの2階にある「FUN VILLAGE with NHKキャラクターズ」は、NHK Eテレ人気幼児番組のキャラクターをモチーフにした遊具で遊べる室内アミューズメント施設。ボールプールや滑り台、ボルダリングウォールなどが設置されています。「いないいないばあっ!」のワンワンや「おかあさんといっしょ」のガラピコぷ~、「みいつけた!」のコッシー、サボさんなど番組に登場するキャラクターたちの姿が随所にあって、子どもは大喜びするはず。

(左)ガラピコぷ~との記念撮影も楽しめます。料金は子ども(6ヶ月〜12歳)で30分税込700円、60分税込1,300円、90分税込1,900円、120分税込2,500円で延長は10分ごとに税込200円。大人は一律税込500円
“ほしい”がそろう子育て応援コンビニ「ローソンプラストークス」

おむつやミルク、レトルト離乳食はもちろん、お食事エプロン、離乳食用カトラリー、歯固めなど出先で必要になりそうなベビー用品を厳選して取り扱っています。キッズ用のおやつや東急電鉄のオリジナルグッズなども販売。「持参し忘れた!」というときに駆け込めるショップがあるのは大きなポイントです。
クライミング&カヤックのアウトドア体験ができる「モンベルヴィレッジ」

アウトレットでのショッピングや映画鑑賞など定番の楽しみ方のほかに、ファミリーでぜひ挑戦してほしいのがプチアウトドア体験。キッズディスカバリーの隣にあるモンベルヴィレッジは、人気アウトドアブランド・モンベルの国内最大級店舗です。ショップ前にはカヤックが体験できる人工池やクライミング体験用ピナクルが常設されています。

(左)人工池ではカヤックの体験ができます。3歳〜小学2年生は保護者と同乗。1トライで3歳以上税込600円(装備レンタル料を含む)
ショッピングの合間に、気軽にアウトドア体験ができるとあって、人気のスポットです。クライミングもカヤックも事前予約は受け付けていないため、11〜16時の開催時間内に早めに訪れるのがよさそう(天候などにより実施時間の変更や中止となる場合もあります)。
緑に囲まれながら食事できる新感覚レストラン「ファーマーズ キッチン」


グリーンリビングエリアにあるファーマーズ キッチンは、店内にグリーンがディスプレイされたリラックスできる空間。三世代で過ごせる場所をイメージしてつくられています。メニューは窯焼きピッツァやパスタなどのイタリアンが中心。キッズガーデンと呼ばれるコーナーもあり、6歳までの子どもが遊ぶことができます。子どもが先に食べ終わっても、遊べるスペースがあれば、大人もゆっくり食事ができますね。
スターバックスは三世代で過ごしやすいバリアフリー設計

この店舗はスターバックス初の店内・バックルームともにバリアフリー設計になっているのが大きな特徴です。フロアは広々としていて、ベビーカーでもスイスイ通れます。ベビーカーを横付けできる低めソファ、子どもと一緒に座れる幅広ソファなども導入されているので、これまでは「テイクアウト利用だけだった」というファミリーも、店内でゆっくりコーヒータイムを楽しむことができそう。2020年1月からはオンライン座席予約システムも導入される予定です。
自然豊かな鶴間公園までは遊歩道でつながっている!

今回のオープンに合わせて整備された遊歩道のおかげで車道を渡らずとも行き来することができるようになりました。2つの芝生広場、里山のような雰囲気のつるまの森、遊具のある3つの遊び場があり、開放的な空間で走り回ったり、ボール遊びをしたり、遊具で遊んだりと家族でのんびり、ゆっくり過ごすことができます。これだけ広いと、ピクニックにもぴったり。ショッピングモールでよくある悩み「食事する場所がない」「レストランで長時間並ぶ」といった問題も、公園でのピクニックが選択肢に加わることで解消されそうです。実際、南町田グランベリーパークにはテイクアウトできるレストランやショップが多数入店しているため、ランチを調達するのに手間はかかりません。

ヘルシーなカスタムサラダをテイクアウトできるクリスプ・サラダワークス、セントラルキッチンが南町田にある利点を生かして総菜の量り売りを提供する成城石井、オリジナルレジャーシート付きのピクニックセットが人気のPEANUTS Cafe スヌーピーミュージアムをはじめ、コーヒーやスイーツをテイクアウトできるショップも多数そろっています。

そのほかベビールームは全6ヶ所、キッズディスカバリーにはキッズトイレがあり、ベビーカーの貸し出しサービスや一時預かり専門の託児所もあるため、1日中家族で快適に過ごせる場所になりそうです。
駅直結で、ショッピングもグルメも遊びも楽しめる場所はとても貴重。この週末のお出かけ候補に、南町田グランベリーパークをぜひ入れてみてくださいね。
取材協力/南町田グランベリーパーク
画像提供/町田市・東急株式会社