子育てあるある? オモチャの電池切れる「電池クライシス」発生率89%

サンケイリビングが運営する子育て情報サイト「あんふぁんWeb」の調査によると、子どものクリスマスプレゼント購入時期は、約8割が「12月に入ってから」と回答しています。これからの時期、クリスマスプレゼントについて頭を悩ませるパパ・ママが多いのではないでしょうか。プレゼントの定番ともいえるおもちゃは、動く、音が鳴るなど、電池で動くものがほとんど。「おもちゃ屋が選んだクリスマスおもちゃ2019」男の子向け玩具部門において、1~5位及び入賞商品の全てが電池式となっていることからも、電池で動くおもちゃが多いことが分かります。パナソニック株式会社が10歳未満の子どもがいる20~40代の女性500名を対象に行った「電池クライシス」に関する実態調査から、子育て世帯の“電池事情”について見えてきました。

電池クライシスが頻発⁉ 子どものかんしゃくの引き金になることも

「電池クライシス」とは、おもちゃの電池が切れてしまい、動かなくなる状態のことで、パナソニック株式会社が名付けたもの。本調査の事前調査において、電池クライシスの経験の有無を尋ねたところ、10歳未満の子どもを持つママの89%が「ある」と回答しています。さらに本調査で電池クライシスの経験回数を尋ねたところ、電池クライシスを「6回以上」経験している人が約半数(47%)おり、「10回以上」経験している人は35%と、電池クライシスを頻繁に経験している人もいるようです。

出典:パナソニック株式会社「電池クライシス」に関する実態調査

機嫌よくおもちゃで遊んでいるところに突然電池切れが起こると、子どもがびっくりしてしまうはず。そこで、電池クライシスが発生した時の子どもの反応について尋ねたところ、以下のような結果になりました。

出典:パナソニック株式会社「電池クライシス」に関する実態調査

1位は「不機嫌になる」(33%)ですが、電池クライシスがきっかけで子どもがかんしゃくを起こす場合も。「怒り出し、おもちゃを蹴ったり投げたりして、他のものを与えても機嫌が直らず大変だった」(40歳)、「急に音が出なくなって不機嫌に。電池を交換すればまた使えると説得してもイヤイヤを繰り返す始末…」(41歳)など、ママが苦労したエピソードが挙げられました。また「出先で電池切れになり、動かないおもちゃに子どもはがっかり。新しいものをねだられ、仕方なく購入した」(38歳)と、電池クライシスが思わぬ出費に繋がることもあるため、電池クライシスはママにとって重要な問題であるといえそうです。

90%のママが、子どもが生まれてから電池の使用頻度が増えたと実感。一方で電池のストックは忘れがち

家電のリモコンや非常用の懐中電灯やラジオに使うことの多い電池ですが、子どもが生まれると、使用用途としておもちゃがプラスされます。子どもが生まれてから電池が必要になることが増えたかどうか尋ねたところ、90%のママが「はい」と回答しました。

出典:パナソニック株式会社「電池クライシス」に関する実態調査

その一方で、約8割のママが「家庭における電池のストックは盲点になりがち」と答えています。またママが感じる電池の寿命について尋ねたところ、「~3か月くらい」と答えた人が46%でした。

出典:パナソニック株式会社「電池クライシス」に関する実態調査

おもちゃの使用頻度や使い方にも左右されますが、約半数のママが1ヶ月~3ヶ月の間に電池交換の必要に迫られていることになります。一方で「子どものおもちゃの『電池クライシス』が起きたときに、自宅に電池のストックがなく、すぐに交換できなかった経験はありますか?」という質問では、78%が「ある」と答えました。生活の中で毎日必要なものではないため、ついストックを買い忘れてしまう人が多いのではないでしょうか。

まとめ

「乾電池を選ぶ際に、できるだけ“長もち”するタイプのものを選びたいと思いますか?」と聞いたところ、88%と約9割が「そう思う」と答えたことに、なるべく電池クライシスの頻度を減らしたいママたちの思いが表れています。ふとしたきっかけで子どものイヤイヤのスイッチが入る、かんしゃくを起こすなどのトラブルが発生すると、出かけようにも出かけられなくなってしまうことも。思わぬ出費や予定変更を避けるためにも、電池のストックをお忘れなく。

【調査概要】
・調査対象:事前調査 10歳未満の子どもがいる20~40代女性 4,186名
     本調査 10歳未満の子どもがおり「電池クライシス」を経験したことがある20~40代女性 500名
     ※年代別均等割付
・調査期間:2019年10月11日(金)~10月16日(水)
・調査方法:インターネット調査

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:パナソニック株式会社

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