暑い季節に取り入れたいのが「ハッカ油」を使ったライフスタイルです。ハッカとはシソ科の一種で、英語でいうところのミントにあたります。ハッカ油は、そのハッカを蒸留・精製して作られたもので、生活全般に使うことのできる万能オイルです。
さわやかさを生活に取り入れよう
「ハッカ油」はスーッとするメントール成分が含まれている精油の一種です。精油とは、植物の香り成分を抽出したもので、エッセンシャルオイルとも呼ばれてアロマテラピーなどで使われます。「ハッカ」は日本語で、英語では「ミント」です。
ハッカ油にはいろいろな商品がありますが、「食品添加物」として市販されているものもあり、人が食べても安全です。スイーツに使ったり、飲み物に加えたりするとさわやかさを味わうことができます。
また、ハッカの香りを虫が嫌うということで、ハッカ油は虫よけとしても使われています。ここでは、ハッカ油のさまざまな使い方を紹介します。
ハッカ油ならではの幅広い使い方
レモンスライスを入れたデトックスウォーターに、ハッカ油を加えて清涼感をアップ。レモンのほか、お好きな柑橘系の果物でも作れます。果物の分量などは、お好みでかまいません。ただし、ハッカ油は数滴にとどめておきましょう。
生のハーブを使ったハーブウォーターなどもありますが、ハッカ油を使えば、新鮮なハーブを用意したりする手間が省け、すぐに使えて便利です。
嫌なニオイを吸い取ってくれるので、消臭剤として利用される重曹の粉末。そこにハッカ油を数滴垂らしておくと、さわやかな香りが漂って芳香剤にもなります。
また、重曹には湿気を吸う性質もあるので、靴箱などに入れておくと除湿剤としても働いてくれます。ハッカ油の香りを虫が嫌うので、防虫剤としての役目も担ってくれます。
シャンプーやボディソープのボトルに1滴垂らしておくと、使うたびに清涼感を味わうことができます。ハッカ油による消臭効果も期待できます。ハッカ油の量を多くしすぎると肌に刺激となるので、加えるのは1滴〜数滴にしておきましょう。
気分転換やちょっとしたリラックスに、スーッとするハッカの香りが役立ってくれます。生活の中に上手にハッカ油を取り入れることで、快適に過ごすことができます。食品添加物として販売されているものもあるので、使用の際に安心感があるのもうれしいポイントです。
【この記事で使用した商品】
ハッカ油スプレー 1,080円(税込み)
容量:10ml
※本品は食品添加物です(ハッカ草から蒸留抽出した天然添加物のため、食品の香料に使用可能)
※ガラス瓶使用のため、落下や衝撃に注意を。また、しっかりとキャップを締めた状態で保管してください
問い合わせ:北見ハッカ通商 TEL0157-66-5655
取材協力/スタイリスト 木村遥さん
フードをメインにしたスタイリスト。料理家、ファッションスタイリストのアシスタント後、スタジオ勤務を経て独立。広告、書籍、雑誌などのフードスタイリングを中心に活動中。