【本当に住みやすい街大賞2019in東海】第3位 徳重(愛知県名古屋市):憧れの始発駅がある郊外のニューフェイス。子育てしやすい環境も充実

本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。

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【本当に住みやすい街大賞2019in東海 第3位「徳重」(愛知県名古屋市)】

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徳重ってどんな街?

徳重は子育てしやすいと評判の緑区にあるため、小さい子どものいる家族や共働き世帯から高く支持されているエリアです。

また、地下鉄桜通線の始発駅として、電車通勤の会社員からの評価も上々。駅周辺には食料品店や飲食、ファッションなど専門店街が集う大型ショッピングセンター「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」があり、買い物に便利です。

徳重駅前の様子
ヒルズウォーク徳重ガーデンズは地下鉄駅とバスターミナルに直結しています
徳重駅前の要池公園には富士山滑り台があります
徳重で40年以上住民に愛される「とんかつキッチンカナン」
人気メニュー「フレンチとんかつ」。衣ではなく卵の衣に包まれています

【街の声】
「緑が多く、落ち着いた住環境です。街の見守り活動が活発で、お年寄りや家族連れも安心して住める街だと思います」(40代・女性)

「周辺に公園が多く、貯水池や川など自然があふれているので空気がキレイです。それでいて、名古屋駅や栄など都心部へのアクセスも便利なので、大変住みやすいです」(30代・男性)

【発展性:4.2点】始発駅・大型商業施設がある郊外のニューフェイス

徳重駅は、2011年(平成23年)に開業。桜通線のなかでも比較的新しい駅のため、周辺は整備されています。駅の開業により、住宅や公園がどんどん増え、子育てしやすい環境が整ってきています。

徳重のある緑区は、名古屋市の中でも最も人口が多い区です。なかでも、徳重小学校区は人口の伸び率が10年間で約40%増と著しく、年々増え続けています。

【街の声】
「近所には、人口増加によって増えた新しい小学校があります。緑区の小学校は子どもの増加により、クラスが増えることもめずらしくないようです」(30代・女性)

「名古屋まで桜通線を利用して35分で行けるため、都心部へのアクセスも良好です。どちらかというと、マンションよりも宅地が増えています。名古屋中心部よりも物件価格が高くないため、名古屋市内で家を購入したいと考えているファミリー世帯に人気が高いようです」(20代・男性)

【住環境:4.5点】公園が多く、綺麗な住宅地

徳重は新しく開発されたエリアのため、新しくできた施設が多い印象です。近隣はリニア開通に伴って再開発が著しく進むものの、全体的に街づくりはゆったりしているのが特徴です。

また、周辺には緑地や公園が多く、犬の散歩、子どもを外で遊ばせたいと考えている家族にもオススメです。

【街の声】
「坂道は多いものの、ゆるやかな坂が多いので自転車での移動も安心です。名古屋市内の中でも、静かで暮らしやすい雰囲気ではないでしょうか」(50代・男性)

「住環境が落ち着いており、名古屋市内でも大変住みやすい地域だと思います」(50代・女性)

【交通の利便性:4.0点】名古屋までは乗り換えなしで約35分と通勤にも○

徳重は、地下鉄桜通線利用で名古屋駅まで約35分。乗り換えなしでスムーズなアクセスが可能です。また、桜通線の始発駅であり、座って通勤ができることから、電車通勤の会社員にも人気があります。

隣接のバスターミナルからは緑区東部や豊明市へのバスが発着。東京への長距離バスも利用できます。さらに、名古屋第二環状自動車道が開通したことにより、豊田市・岡崎市や都心方面へのアクセスも便利になりました。

【街の声】
「東山線と比べて、桜通線はそれほど混雑していません。通勤電車ですし詰めになりたくない方は、東山線沿線より桜通線沿線の徳重のほうがオススメです」(20代・男性)

「桜通線を利用して、乗り換えなしで名古屋に行けるのは便利です。ただし桜通線は、日中7~8分間隔の運行ですので、運行本数の多い路線を利用されていた人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません」(40代・男性)

【教育・文化環境:3.7点】人口の増加に伴う、教育・文化環境の向上に期待

新しく開発された街のため、歴史は浅く、教育・文化施設が揃っているとは言いがたいかもしれません。ただ、今後の人口増加に伴い、教育・文化環境も向上していくのではないでしょうか。

また、駅直結の「ユメリア徳重」内には、図書館やキッズスペースがあり、子ども向け施設が整いつつあります。

【街の声】
「桜通線が利用可能となり、子どもを名古屋周辺の学校や習い事に行かせるのも便利になりました」(50代・男性)

【コストパフォーマンス:3.9点】名古屋再開発に伴い、地価高騰が急激に進む人気エリア

人気エリアのなかでも、徳重は新築住宅の価格が抑えられている物件が多く、お買い得感も大きいのが特徴でした。ただ、ここ数年は地価が急激に上昇。割安感は年々薄くなり、徳重駅徒歩圏の住宅地の坪単価は50~60万円となりました。

とはいっても、東山線沿線の東側(星ヶ丘、覚王山、本山、一社など)と比べると、お値打ち物件が多いためファミリー世帯に人気があります。

【街の声】
「東山線の東側(覚王山~藤が丘)と比べると、桜通線沿いの物件は価格がやや低めです。特に徳重は、桜通線のなかでも比較的お値打ちなエリア。今後ますます若い世代が増えそうです」(40代・男性)

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(最終更新日:2022.06.22)
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