本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
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【本当に住みやすい街大賞2019in東海 第9位「中津川」(岐阜県中津川市)】
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中津川ってどんな街?
岐阜県の南東部に位置する中津川市は、東に木曽山脈、南に三河高原に囲まれた自然あふれる街です。
江戸時代に栄えた3つの宿場町は、中津川の観光資源として高評価。そのほか、名所や旧跡も多く、休日になると多くの観光客が訪れます。今後、リニア中央新幹線の駅が新設される予定があるため、街の環境が大きく変わることが予想されます。
【街の声】
「栗きんとん、からすみ、五平餅といった中津川の名産品が人気です。連日多くの観光客が訪れ、ゴールデンウィークになると道が渋滞することもあります」(30代・男性)
「山や田んぼがあるため、落ち着いた環境です。夏は田んぼの水路の音で癒されます」(20代・女性)
【発展性:4.2点】リニア中央新幹線開通後の発展に大きな期待
2027年開業のリニア中央新幹線の岐阜県駅(仮称)が、隣の「美乃坂本」駅近くに設置予定。首都圏や名古屋への通勤が現実的になり、住宅需要が出てくるのではと注目されています。
【街の声】
「名古屋にあるような大型ショッピングモールがないため、買い物がやや不便です。リニア開通時に大型ショッピングモールができるとうれしいです」(30代・女性)
【住環境:3.8点】病院が多く、老後も安心して暮らせるエリア
周囲には山や川が多く、自然豊かな環境ですが、リニア開通後は人口の流入などにより、住環境が大きく変わる可能性があります。
中津川駅周辺には総合病院の中津川市民病院をはじめ、多くの病院・クリニックが点在しており、安心して生活できます。
また、移住者も積極的に受け入れており、転勤族の方も安心して暮らせます。
【街の声】
「子どもが遊ぶための公園は多いものの、カラオケやダーツバーなど大人が遊ぶ場所が少ないのが寂しいです」(30代・女性)
【交通の利便性:3.5点】名古屋までは1時間足らずでアクセス可能も、主な交通手段は自動車
中津川駅から特急を利用すれば名古屋駅までの所要時間は約55分。しかしながら、主な交通手段は自動車です。中央自動車道・中津川インターチェンジを利用し、名古屋方面・東京方面へ向かいます。
【街の声】
「リニアができれば10分くらいで名古屋に行けるとのこと。今後が楽しみですね」(40代・男性)
【教育・文化環境:4.0点】古き良き街並みと自然を感じる街
中津川は、中山道の宿場町として栄えてきた地域です。江戸の風情を感じられる中津川宿の街並みや、中山道歴史資料館などが観光名所となっており、連日多くの観光客でにぎわいます。
また、名古屋市の小学生にとっては、中津川は「キャンプに行くスポット」。名古屋市が所有する「中津川野外教育センター」で野外学習を行います。
【街の声】
「若い親が少なく、情報交換ができないのが少し不便です」(20代・女性)
【コストパフォーマンス:4.0点】リニア開通に伴い、地価が上がる可能性あり
中津川は、リニア開通予定のエリアとはいえまだまだ全般的に割安です。駅徒歩圏の住宅地の坪単価は10万円程度。ただ、今後リニアが開通すると坪単価が一気に上がる可能性があります。
【街の声】
「13種類の機能風呂が水着で楽しめるバーデゾーンや、スライダー付きのプールがある銭湯『中津川温泉クアリゾート湯舟沢』が人気です。家賃相場も高くなく、近くにゆっくり遊べるスポットがあるのがうれしいです」(30代・男性)
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