子どもがいるファミリーにとって、週末や長期休暇のお出かけスポット探しは重要事項。実は今、モータースポーツ観戦などが楽しめるモビリティテーマパークがファミリーのレジャースポットとして注目が高まっているんです。今回は東西の2大モビリティテーマパーク、鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを取り上げながら、ファミリー層から支持を集めている理由を探ります。
国際的にもトップレベルのレースを間近で観戦できる!
鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは、三重県鈴鹿市にある日本初の国際公認サーキット。F1日本グランプリ、鈴鹿8耐、スーパーフォーミュラなどトップレベルのレースがたくさん開催されています。モータースポーツ観戦といえば男性のレジャーと思われがちですが、女性ファンはもちろん、車好きの男の子がいるファミリーなどさまざまな人から支持を集めています。
スポーツを生で観戦する臨場感、会場の一体感を味わうことは、子どもにとってかなり貴重な経験になりそうです。小学生の子どもとは、レーシングカーの仕組みやドライバーの国籍などで話を広げることができそう。未就学の子どもには「次は何色の車が来るかな〜?」と当てっこゲームをしても。
レーシングコースのグランドスタンドは飲食施設が充実していて、お祭りやフェス気分でレースを楽しめるのもうれしいところ。食事休憩しながら観戦することができるため、じっと座って見ていることが難しい子どもにもぴったりです。
レースだけじゃない! 遊園地併設で1日遊びつくせる
ゆうえんち「モートピア」のパスポートは大人 4,200 円、小学生 3,200 円、 3歳~未就学児 2,000 円(いずれもコンビニの割引前売り券の場合)。 レースにより観戦チケット代は異なりますが、 この代金にのりもの乗り放題とレース観戦が含まれているレースもあります
「モートピア」はレース会場に隣接していて、観戦の間に遊園地へ行くなど両施設を往復することができます。
オフィシャルホテルに泊まれば、時間を気にせず楽しめる
鈴鹿サーキットにはホテルもあり、「モートピア」までは徒歩数分です。関西からなら日帰りでも訪れることができる鈴鹿サーキットですが、他のエリアからの場合は宿泊して2日間しっかり遊んで帰るのがおすすめです。
関東圏で気軽に行けるモビリティテーマパーク
ツインリンクもてぎ
関東在住のファミリーが気軽に訪れやすいのは、栃木県茂木町にあるモビリティテーマパーク、ツインリンクもてぎ。ここでも、2輪、4輪のハイレベルなレースが年間通して開催されています。初心者でも観戦しやすい配慮がなされていて、ファミリー向けにも授乳やおむつ替えができるベビールームや、もちろん子ども専用トイレも完備。子どもが服を汚してしまったときに無料で着替えを用意してくれるうれしいサービスもあります。
屋内外のアスレチックや里山での森遊びもできる
ツインリンクもてぎには、サーキットのほかアスレチックや立体迷路などがある「モビパーク」、森遊びが楽しめる「ハローウッズ」というふたつのプレイエリアが設けられています。どちらも1日では遊びつくせないほど充実したアトラクションやプログラム。モビパークのパスポートは大人・小学生3,200円、3歳〜未就学児1,800円(いずれも通常料金)で、レース観戦には別途チケットが必要です。
宿泊施設も充実していて、ホテルのほかグランピングやキャンプなど自然を満喫できるスタイルが人気。特にMotoGP™開催期間中は、駐車場の一角をオーバーナイトスクエアと称してライダーが出演する前夜祭が開催されるなど、ヨーロッパグランプリのような雰囲気を日本で味わえるので、ぜひ一度体験したいところ。
国際的なレース観戦と子どもの遊びを一度に楽しめるモビリティテーマパークは、車やバイク好きのパパも、自然に癒やされたいママも、思いきり体を動かしたい子どもも、みんなが満足できそうなレジャースポット。行き先が思い浮かばずおなじみのショッピングセンターでだらだらと過ごしてしまったり、「次はどこへ行こう?」と頭を悩ませているファミリーは、ぜひ一度チェックしてみてください。
(最終更新日:2019.10.05)