2019年4月の住宅ローン金利動向。【フラット35】金利は先月から概ね据え置きに

2019年10月に予定している消費税の増税まで、あと半年。「何とか増税前にマイホームを購入したい」と焦り始めている人もいることでしょう。何千万円もかけて購入する大きな買い物ですから、税負担も、住宅ローン金利の負担も最小限に抑えたいところ。気になる【フラット35】金利は今月、どのように推移したのか見ていきましょう。

英国のEU離脱が佳境に入り長期金利も変動。【フラット35】金利に影響は?

イギリスのEU(欧州連合)からの離脱が、刻一刻と迫っています。イギリス議会は、EUから離脱した後に移行期間を設け、EUと新しい関係を築けるよう取り決めを行うのか、「合意なき離脱」をするのかで揺れています。
長期金利の指標となる「国債金利(新発10年国債利回り)」は、先月下旬から一旦上昇したものの、イギリスのEU離脱問題の影響もあって再び下降ムードに。先月に引き続き、マイナス圏を推移しています。
長期金利と連動し、3月20日に住宅金融支援機構が発表した機構債の表面利率は、先月の0.32%から0.31%と、0.01%の引き下げとなっています。機構債の表面利率とほぼ同様に上下する【フラット35】の金利は、どのように変動したのでしょうか。

2019年4月の【フラット35】金利は据え置き~0.01%の引き下げに

今月の、全期間固定金利型住宅ローン【フラット35】の融資率9割以下、返済期間21~35年の金利は先月と同様、機構団信を含めて1.27%をキープ。

融資比率9割以下・返済期間15~20年の金利は0.01%の引き下げで、1.21%となりました。

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また、物件価額の2割以上の頭金があれば、従来の【フラット35】よりも低い金利が適用される「ARUHIスーパーフラット8」は1.17%。

物件価格の1割以上の頭金があり、年収に対する年間返済額「返済負担率」が20%以内であれば利用できる「ARUHIスーパーフラット9」は1.22%といずれも先月の金利から据え置きとなりました。

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参考:最新の住宅ローン金利はこちら【ARUHIフラット35】

まとめ

今月の【フラット35】は、融資比率9割以下・返済期間15~20年のタイプを除き、先月と同様の金利となりました。引き続き、歴史的に低水準の金利を維持しておりますので、【フラット35】の借り入れや借り換えを検討されている方は、早めの事前審査申し込みを心掛けましょう。

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(最終更新日:2019.10.05)
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