花より団子…よりも対策すべし。ファミリーで花見を楽しむときの注意点

3月も半ばにかかり、昼間は段々と暖かさを感じるようになってきています。

桜の開花予想をしている各機関によると、東京のソメイヨシノの開花予想日はウェザーニューズ・日本気象協会・ウェザーマップともに「3月21日」と揃っており(3月12日時点)、今年も間もなくしたら春のお花見シーズンがやってきます。

桜の時期には毎年、花見を楽しむという家庭も多いのではないでしょうか。

そこでお花見の際に気をつけたい、”分かってはいるけど、忘れがち”なポイントをご紹介いたします。

迷子対策に”原色コーデ”

寒い時期を乗り切り美しく咲き誇る花の姿も見所ですが、家族と一緒にお弁当を食べながらわいわいと楽しむのも醍醐味ですよね。桜の名所では、会社員や学生、友人、親せきなどが集まって盛り上がる姿をよく見かけます。

そんな人が集まる場所に子どもと一緒に行く場合、迷子にならないように注意することです。トイレなどでその場を離れると、大人でも自分たちのシートがわからず、迷子になることがあります。子どもから目を離さないのはもちろんのこと、少しの移動でも共に行動するように心がけましょう。

迷子札を持たせる

それでも迷子にならないとは限りません。子どもには迷子札を持たせておくといいでしょう。親の名前や連絡先、子どもの名前などを書き込めばOKですが、個人情報なので表向きにはしないほうがいいですね。

また、子どもが身につけていることを知らなければ、いざというときにも役立ちません。出かける前には迷子になったら大変だから家族から離れないようにすること、それでも迷子になったら迷子札を持っていることを子どもに伝えるなど、その役割について話をしておきましょう。

服装は鮮やかな色を

服装は原色を取り入れて目立つような工夫をするのもおすすめ。派手なファッションを取り入れなくても、帽子などに鮮やかな色を選ぶと人込みでもわかりやすくなります。

酔ったまま、子どもを抱っこできますか?

「花見酒」というように、大人の花見にはアルコールが欠かせません。風情があり、これを楽しみにしているという人もいることでしょう。

お酒はほどほどにしましょう

しかし、飲みすぎてしまうと、子どもの世話まで手が回らなくなってしまいます。特に乳幼児が一緒の場合は、帰りは抱っこしなくてはならないので、体力を残しておかなくてはなりません。

1滴も飲んではいけないわけではありませんが、子どもが一緒なら嗜む程度にしたほうがいいでしょう。家族とともに桜を見ながらお弁当を食べる。これだけでも楽しめるわけですから、お酒がなくても大丈夫なはず。

お花見の時期は急に冷える

お花見の季節の特徴として、日差しが乏しければ日中でも肌寒く、晴れていても日がかげると気温がぐっと下がります。しかも、地面の冷えがシートから伝わってくるので、防寒対策はしっかり行いましょう。

冷えを緩和するアイテムを準備

毛布や使い捨てカイロのように、すぐに体を温められるものはマスト。水筒にはホットドリンクを用意して、体の内側からも温められる工夫をしましょう。

シートの下には、アルミの保温シートや段ボールを敷くと、冷えを緩和することができます。起毛のレジャーシートなどもあるので、アウトドア用品をチェックするのもいいでしょう。足元が冷えると寒く感じてくるので、厚手の靴下もおすすめです。

子どもとのお出かけは何かと揃えなくてはならないものが多いですが、イベントを楽しむには大事なこと。素敵な思い出を作れるよう、しっかり準備しておきたいですね。

(最終更新日:2019.10.05)
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